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「保育士不足」の元凶  公定価格と配置基準の問題(メモ)

小山道雄・全国福祉保育労 経済2020.3のメモ

 法定価格、配置基準の問題の基本について簡潔に切り込んでいる。

定員を超えたら保育士が1人ふえるのではなく、定員越えの人数の割合、小数点でしか配置基準をふやさない、というデタラメさ、などなど・・・。

 それにしても保育、介護現場の処遇の低さの根っこにあるのが、ジェンダーバイアス。

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ジェンダー平等 ―― ジェンダー秩序の権力性・政治性とのたたかい

2月4日 28回党大会決定を学ぶ学習交流会(グループ討論)を開催。

 綱領3~5章を読み合わせたうえで、特別報告として、綱領、大会決議にも取り入れられた「ジェンダー平等」について、30分間、ざっくりと報告したもの。

 この概念がもたらした新たな視点・対決軸、科学的社会主義の古典との関連、市民と野党との共同が本格化したもとでの党組織の作法との関連など、大会全体を貫くテーマとなりえたのか・・・等。

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憲法危機から浮かび上がる、日本のジェンダー不平等(メモ)

「ジェンダー平等と安倍政権  憲法危機から浮かび上がる、日本のジェンダー不平等

岡野八代 同志社大学教授 前衛2020.01」の備忘録。

ジェンダーは「社会的・文化的に形成された性別」と説明されるが、それではジェンダー秩序・規範など、その権力性・政治性が見えてこない、と指摘し、「民主主義を鍛えるために私達は、日本ではほとんど関心が払われなかったジェンダーに真剣に向き合う必要がある、と主張したい」と論を展開している。

 以下、メモ。末尾に28大会での「ジェンダー平等」の関連部分も引用

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性被害者支援センター 人材集まらず 重い責任、無給など低処遇  

内閣府の調査によると、全国の49センターのうち、夜間や休日に関して「支援員の確保が難しい」との回答が約7割。「支援員のなり手が少ない」も約6割。支援員の処遇は「業務内容に見合っていない」「業務量に見合っていない」がそれぞれ4割超で、「無給・交通費程度」で働く支援員がいることも明らかになった、とのこと。正式な調査報告は3月になる。

定員などの基準をさだめ、交付税措置ではなく、国庫負担金でしっかりと支える必要がある。/ これも地方議会での課題である。

 【性被害者支援、人材集まらず 責任重い相談、熱意頼み「無給」も 西日本新聞1/7

【性暴力被害者支援センター 国の運営費 予算内に収めるため3割強削減~「桜見る会」とは大違い 2019/11

 

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ジェンダーギャップ指数2019 日本 過去最低121位、G7最低

 女性差別の土台には、貧困な社会保障と低賃金のために長時間労働を強いられる労働環境・政策(36協定で、労働時間規制が事実上無視されている)・・・がある。さらに、介護、保育などは、昔は家で嫁がやっていた・・というジェンダーバイアスが、専門性を評価せず、低処遇をおしつけている。

 多様性を拒否する政治構造に未来はない。安倍政権で劣化がすすんでいる。ジェンタ―平等は、SDGsの目標達成の全てに共通する重要テーマ、よって他のランクも低下・

 ・ジェンダーギャップ指数2012101位     →19121

 ・世界幸福度ランキング 201244位      →19年58位

・実質経済成長率    2012136位 1.495% →18170位 0.814

 【男女平等はまた後退 ジェンダーギャップ指数2019で日本は過去最低を更新し121位、G7最低 ハフポスト 12/17

【公務員、女性活躍なおざり 保育士・看護師・相談業務 高い非正規の割合 東京12/16

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性暴力被害者支援センター 国の運営費 予算内に収めるため3割強削減~「桜見る会」とは大違い

 予算枠の3倍も使っている「桜を見る会」と大違い。そこであらためてひどさを示す意味で、性暴力被害者ワンストップ支援センター運営費への対応をとりあげる。 状況と課題の整理にもなるので。

 国は運営費の1/2を交付することになっているのに、センターが予想外に立ち上がったので、予算内に留めるために様々な仕掛けで削減。その額8千万円。これは必要額の3分の1にもなる。ただでさえ少なすぎるのに・・

【性暴力被害者ワンストップ支援センター運営費 安倍政権8千万円削減 赤旗10/27

【性被害支援 渋る国 47都道府県 本紙調査で判明  赤旗2018/7/30

【少なすぎる! 内閣府「性犯罪・性暴力被害者支援交付金」もとむら伸子 2018/3/8

日弁連のシンポの内容を詳細にまとめくださっているブログ。勉強になる。

【医療の現場からみた「性犯罪・性暴力被害者のためのワンストップ支援センターの現状と課題」】

 

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「従軍慰安婦はデマ」というデマ…事実から目をそむける「卑怯者&人間失格史観」

 日本軍「性奴隷」、南京虐殺・・・「一部の誤りを取り上げ、全体をもなかったことにするのは、歴史修正主義者の典型的な言説」の指摘は、その通り。

 しかも、こうした虐待・人命軽視は、日本軍兵士にむけられていた。兵站・衛生を無視した作戦での餓死・病死、特攻という無駄死の強要・・・「慰安婦はデマ」という主張は、自国民も使い捨てにした戦争指導部の子孫が、その罪から逃れようと自己保身・自己肯定のために、虚像をつくり、あおっているものでしかない。「卑怯者史観」「人間失格史観」というのがピタッとくる。

 【「従軍慰安婦はデマ」というデマ 歴史学者、吉見義明氏に聞く 

危機である。国際芸術祭「あいちトリエンナーレ」で、従軍慰安婦問題を象徴する負の過去は見ない、事実と向き合わないことこそ日本をおとしめる行為  8/12

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「慰安婦」問題 “加害者”への視点―作られた「男らしさ」と非人間的環境で兵士を追いつめた構造

 家族のためにと戦地に赴き、時間があれば親やきょうだいに向けて手紙を書いていた“善良な市民”である彼らは、なぜ慰安所に並び、敵地で女性をレイプしたのか? 慰安所に並んだ兵士と、並ばなかった兵士の分岐点は何か。「慰安婦」問題の“加害者”である日本軍兵士に目を向けたもの。

作られた「「男らしさ」と非人道的環境で追いつめた(日本)軍の構造の問題として見る。個人の性欲の問題に矮小化しない視点の重要性を指摘する。

→米海兵隊の訓練でも男らしさの強制、母性・女性的に側面の否定、理不尽な命令の強要など、軍の構造として同様のものが見られる。ただ、食料・輸送・衛生などを徹底して軽視し、兵士を使い捨てにした点で日本軍・戦争指導部の非人道性は抜きん出ている。その裏返しとして戦時性暴力の過酷さがある。

 なぜ兵士は慰安所に並んだのか、なぜ男性は「慰安婦」問題に過剰反応をするのか――戦前から現代まで男性を縛る“有害な男らしさ” 平井和子氏に聞く サイゾーウーマン2019/8

 

 

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モノトーンの「愛国」か、多様性の「愛国」か~ ドイツの若者 「主戦場」を見る

 自分尺度の「愛国」しか認めず、それ以外を「反日」とするモノトーンの思考が、世界に日本の見にくい部分を喧伝し、日本社会を落としている。。

 いわゆる「慰安婦」=日本軍性奴隷の問題は、冷戦が終わり、女性差別撤廃の「北京宣言」が生まれ、ボスニア紛争の「レイプキャンプ」が問題となるという、女性の人権の問題、戦時性被害の問題が国際的なテーマになるなか、元「慰安婦」の名乗り出る、軍関与の資料が発見される中、「先進国」といわれる日本がどう反省・教訓化するのか、が問われた問題。また、兵士の命を消耗品のように扱った非道な日本の軍国主義支配層をどう評価するのか、にかかわる問題でもある。

 なぜこんな悲劇があきたのか、どうすれば二度と起こさせないのか…そこが戦争犯罪に対する現在生きている人の責任。それこそ「愛」の表現の仕方と思う。

ドイツはしっかり学んでいる。不法移民が排外主義を強めている中、踏みとどまっている力の源泉を実感する。

この社会を、この国の愛し方にも、多様性とその中での一致点での統一がもとめられている。

 【ドイツの若者は慰安婦問題を扱った映画「主戦場」をどう見たか 「歴史を知る」。それは「問い続ける」ということ 全国新聞ネット8/8

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共産党「女系天皇」当然、「女性宮家」も当然検討~各党「および腰」報道の「および腰」

時事通信が「皇位安定継承、記述乏しく=女系議論に及び腰」と報道しているが、何を見ているのだろうか。

共産党は、天皇の制度について全面的な見解を赤旗で6/4明らかにしている。その中では、党綱領は、「憲法の全条項を守る」とともに、、「天皇の制度は憲法上の制度であり、その存廃は、将来、情勢が熟したときに、国民の総意によって解決されるべきものである」との党の立場を表明している。

その上で「統合の「象徴」である天皇を、男性に限定する合理的理由はどこにもないはずです。「皇室典範」では、戦前の規定そのままに、第1条で、男系男子だけに皇位継承の資格を認めていますが、これを改正し、女性天皇を認めることは、日本国憲法の条項と精神にてらして合理性をもつと考えます。女系天皇も同じ理由から認められるべきと考えます。」と発言、また5月9日の記者会見では「女性天皇、あるいは女性宮家は当然検討されるべきだと考えています。」と述べている。

 どこが「および腰」なのだろうか。選挙前に、詳細に語った内容を無視することこそ、「共産党を目立たせないように」という忖度か? 記事では少しふれているが、タイトルは報道側の「および腰」。

 【皇位安定継承、記述乏しく=女系議論に及び腰-参院選・各党公約 /公約比較 時事7/9

【天皇の制度と日本共産党の立場 志位委員長に聞く 6/4

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