PFI事業 検証した27件全部で割高 会計検査院
国が実施したPFI事業-について会計検査委員の調査会計検査院の報告書。
11府省の76事業のうち、民間事業者側による不適切な業務が26事業で計2367件。
・事業者選定の基準がずさん。
・事業のモニタリングもずさんで、不具合の未改修の放置もあった。
・事業終了を控えた事後検証もなし。検査院が独自に検証した結果、検証27件すべてで、PFI方式は割高で、普通に行政が管理する方式と比べて、285.3%~106.8%の高さ(報告書42~43頁)。
発祥の地であるイギリスではオワコンになっており、再公営化、インソーシングに流れはかわっている。
共著である「PFI神話の崩壊」から12年。同報告が転換のきっかけになればよいが・・・。
コロナ・五輪の電通、竹中某系グループへの中抜き、丸投げと同じ、ずさんな計画で特定企業へ公金を流し込むものでしかない。さっさとやめるべし。
【「国が実施するPFI事業について」 2021年5月 会計検査院】
以下は、検査結果のまとめ部分
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