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医療版マクロ経済スライド、「地域別診療報酬」…皆保険への新たな攻撃、

 4月25日の財政審で、財務省は「医療保険の給付率を自動的に調整する仕組みの導入」を提案した。人口減と高齢化の影響、医療費の伸びを、公費の拡充は不問にし、もっぱら患者負担増のみで対応するという医療版のマクロ経済スライド、厚労省は難色をしめしているようだが、一方で、厚労省は、医療費が高い都道府県の診療報酬を引き下げる制度の全国的導入をすすめる方向であることが報じられた。地域あげての医療サービスの抑制をすすめさせるもの。
 いずれにしても医療機関にかかることのハードルをあげようというもので憲法25条違反。

【「医療保険の給付率を自動的に調整する仕組みの導入」 提案の撤回を求める
―患者負担が「天井知らず」に引き上がり、国民皆保険が壊れてしまう― 保団連会長声明5/10】

【医療保険の給付率、自動調整する仕組み導入を 財政審で財務省 ケアマネタイムス4/25】
【高齢者の医療の確保に関する法律第14条について 日医会長記者会見4/11】
【診療報酬、都道府県が設定 財務省が社会保障改革案 産経4/11】

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イラン 核開発「兆候ない」とIAEA~米国の対応は中間選挙対策?!

トランプ大統領は、5月12日までに核合意の「欠陥」が見直されない限り、対イラン制裁停止措置を延長しないと主張しているが、イスラエルが対立するイランの影響力拡大を懸念し、根拠もなしに「イランは核開発を続けている」との「非難」していることとリンクしている。つまり、中間選挙を控えた国内対策で、エルサレムの首都認定やイラン核合意から離脱と・・・中東と世界の不安定を拡大している。
( 北朝鮮問題では、対話を拒否したオバマ政権との違いを鮮明にし、「成果」を強調。こちらはよい方に転んだか・・・)
【イラン核開発「兆候ない」=IAEA、イスラエルに反論 時事5/2】
【イラン核合意破綻は大損失 IAEA、原発安全強化も 日経2018/3/6】
【イランは核合意順守 査察実施のIAEAが報告書 産経2017/11/14】


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原発・石炭火力 安倍政権のインフラ輸出に展望なし

 原発は、福島事故以前は「原発ルネッサンス」と喧伝されでいたが、事故の深刻な影響を目の当たりにし、安全対策が強化され、政府が全額債務保証しなければやっていけないというビジネスとしては破たんした事業となった。一方、「高性能の石炭火力の輸出戦略」も、温暖化対策、再生エネの爆発的な技術進歩のもと「脱炭素革命」にさらされ、新規需要は半分以下に減少。特に牽引してきた中国とインドでの政策変更が大きい。
 安倍政権のインフラ輸出戦略に引きずられ、東芝に続き、日立、三菱重工と、旧態依然の発想で、日本のものづくりの基盤を崩壊させる道をつき進んでいる。
 まあ、インフラ輸出は、最後は国民負担で、特定企業の利益を確保することと、中国の影響力をそぐという特定の思惑から出ているもので、経済政策としてのまともな見通しがそもそも存在しない。
【トルコ原発「費用倍困難に」 事業費4兆円超、伊藤忠会長懸念 東京5/3】
【英の原発新設で支援要請 日立会長、メイ氏と協議へ 東京5/3】
【原発輸出 英で新設、政府債務保証 大手銀など1.5兆円 毎日1/3】
【三菱重に迫る火力「2020年問題」 日米で生産再編 日経5/1】
【中国とインドが悟る、石炭に魅力なし スマートジャパン17/3/24】
【新規の石炭火力発電が大幅に減少、特に中国とインドで顕著 自然エネルギー財団2018/3/30】

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「事件の涙」・考 牛肉偽装を告発してくれた業者を支えるとが大企業の社会的責任 

 雪印食品の「輸入牛肉を国内産と偽っている」と暴露した倉庫会社。取引先が次々と去り、経済的苦境におちいっているもとでも、このまま負けたら、正義の告発をする者がなくなる、という信念でたたかっている姿をレポートしたもの。
 一番の違和感は、不正をただしてくれた業者を、支援するのが大企業・雪印の社会的責任の取り方、経済界の責任ではないか、ということ。いくらテレビの前で頭をさげても、内部告発したものを排除、見殺しにするメーカー、財界に、謝罪の心はない。「ものづくり」がすたれるわけだ。
 同時に、これを社会問題、運動にできていないことが、胸ささった。
【事件の涙 正義の告発 雪印食品牛肉偽装事件 NHK5/1】

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明治維新150周年、何がめでたいのか 

 高知の幕末維新博がはじまったが、政府の明治維新150年キャンペーンに乗る形ですすめられている。「明治の精神に学び、日本の強みを再認識することは重要だ」という安倍政権だが、150年を一続きでとらえることは、先の敗戦をうけて天皇主権から国民主権へと決定的な転換がはかられたことを無視する「歴史の偽造」である、

 明治以降、西欧の植民地支配を受けず近代化をすすめた光の部分は、欧帝国主義陣営の一角として、韓国、中国、アジアの諸国への侵略と植民地支配に突き進んだ大きな闇を抱えている〔それはロシアと対立する英国による日本の利用という思惑をも反映して〕。

 単純に祝うべきものではない。負の側面への深い自覚が必要。
 「明治150年」「幕末維新150年」で「観光立国、立県だ」と騒いでいては、アジアで孤立を深め、大きな禍根を残すことになる。高知であれば、現憲法の源流を築いた植木枝盛、「非戦」を唱えた幸徳秋水、抵抗詩人・槙村浩、木浦の母の田内千鶴子らの活動にも目をむけたいところ。
 国内問題に限っても、半藤一利氏の指摘は説得力をもつ。
【「明治維新150周年、何がめでたい」  「賊軍地域」出身作家が祝賀ムードにモノ申す 半藤一利 東洋経済1/27】

 なお、下記は、闇の部分について、過去に備忘録としてまとめたものから・・。
【真珠湾攻撃とは何であったか~安倍演説の2つの欠落点(メモ)】
【日清戦争120年、東学農民戦争120年 ~ゆがめられた「歴史認識」備忘録2014/8】
【明治以降 日本の韓国への出兵(メモ)2013/4】
【日露戦争とはどういう戦争だったか 備忘録2010/4】

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海上警備水増し 不正発覚後も契約継続 防衛省

 内部告発で不正が発覚したが、口頭注意だけで、契約を継続。「調査をしたのか」の新聞社の質問にも無回答。
一社応札で、人件費を「公共工事設計労務単価」(公表単価)より2倍前後高い見積もりを採用し契約。 4件のうち3件を調査した会計検査院は17年、1億8千万円余りが過大、と税金の無駄遣いを指摘(しかも、内部告発がなければ、水増し分の減額もなかった)。

 新基地建設強行のため、不問に付したのか。天下りがあったのではないか・・・徹底調査して国民に明らかにすべきである。

【<社説>海上警備水増し 責任を明確にすべきだ 琉球新報4/26】

【社説[辺野古警備員水増し]杜撰極まる税金の扱い 沖縄タイムス4/26】

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日本経済グローバル経済の顛末 製造業の空洞化と新属国化

 「グローバル経済の迷宮」として、2月「製造業の空洞化」、4月「日本の新属国化」と赤旗に連載された「坂本雅子名古屋経済大名誉教授に聞く」シリーズ。大著「空洞化と属国化」のエッセンスを著者自身が語ったもの。
 
 同シリーズでほとんど触れられていない「インフラ輸出」。以下は、著書からの摘要。
【インフラ輸出 空洞化と国民負担増の道 ~その実態と安全保障との一体化〔メモ〕2018/04】

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北朝鮮 ミサイル発射と核実験中止、核実験場廃棄=経済建設に総力 党中央委総会

 中央委員会総会での決定。
志位委員長は「北朝鮮 核実験とICBM発射実験中止 核実験場も廃棄と発表」について、「核実験とICBM発射実験中止の決定を、対話による平和的解決を促進する動きとして評価する。今後の南北首脳会談、米朝首脳会談が成果をおさめ、朝鮮半島の非核化と北東アジアの平和体制の構築に進むことを強く願う。」とツイート。
 日本共産党は4/6に、「非核化と平和体制構築を一体的、段階的に――関係6カ国への要請」していた。

 韓国とBBCの報道から・・・
【北朝鮮、ミサイル発射と核実験中止を表明 核実験場廃棄も BBC4/21】
【北朝鮮 核実験場廃棄・ICBM発射中止=経済建設に総力 朝鮮日報4/21】
【北「核実験・ICBM発射を中断」…豊渓里核実験場を廃棄 中央日報4/21】

 

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財務幹部セクハラ問題  日弁連に「第三者委」設置を依頼したら?!

 性被害については、被害者が安心して話ができる環境が必要。公文書改ざん、隠蔽、当事者の社会的抹殺〔籠池氏は長期拘留〕する犯罪集団に相談できるわけがない。
 その環境をつくればよい。「名乗り出ろ」とはホントに犯罪者の立場の論理。
 これを、厳しく批判できないでマスコミつて・・・ここにも記者クラブを問題点が顕在化している。 総理とマスコミ幹部が会食と同質同根の問題。
 こんな政治屋とそれに群がる勢力は、は断じて許せない。

インフラ輸出 空洞化と国民負担増の道 ~その実態と安全保障との一体化〔メモ〕

「空洞化と属国化  日本経済グローバル化の顛末」 坂本雅子 2017.9
 第3章、5章「インフラ輸出」を軸にした備忘録。

 なお、本書の前半は、以前まとめた電機産業の自滅を描いたもの〔今回、対米圧力が新たに重視〕。その後、同様の道をたどる懸念のある自動車産業への懸念。EV化、部品の共通化、モジュール化で、巨大部品メーカーが席巻する局面へと大きく変貌〔部品を作りこむ、数次によたる下請け構造の陳腐化〕の解明。ものづくりから機関投資家資本主義への変貌、TPPがもたらすもの
 …米国から突きつけられた構造改革の残った宿題をすべて完遂した安倍政権の属国性、売国性をあますことなく浮かび上がらせている。

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