03年のイラク戦争では、「非戦闘地域」「後方支援」というゴマカシで、戦場に降り立った。その後、安保法制が強行され、さらに安保3文書にもとづく「敵基地攻撃能力」「軍事費GDP2%」「米軍とのシームレスな統合」へと突き進んだ。次の「国際貢献」への米国からの要望は「非戦闘地域」「後方支援」の制限を外すことに向かうのは明らかで、どこまで深みにはまっていくのか、と危惧している。
その時に、岸田首相は、米議会で、「米国は、助けもなく、たった一人で、国際秩序を守ることを強いられる理由はありません。」「日本国民は・・米国とともにある」「なすべきことをする、その準備はできています」と、大変な約束をしてしまった。
15回もスタンディングオベーションがあったらしいが、米国側が「ともに戦う決意」の表明と受け取るのが当然だろう。演説の仮訳を見てそう確信した。これから、様々な場面で「約束を果たせ」と迫られるであろう。
この危険で愚かな道から、引き返すには、政権交代で「リセット」するしかない。
【 米国連邦議会上下両院合同会議における岸田総理大臣の演説 (令和6年4月 11 日)
「未来に向けて ~我々のグローバル・パートナーシップ~」 外務省・仮訳】
https://www.mofa.go.jp/mofaj/files/100652739.pdf
【「平和国家」覆す日米合意告発 志位議長の質問 衆院予算委 赤旗4/23】
https://www.jcp.or.jp/akahata/aik24/2024-04-23/2024042303_01_0.html
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