科学的社会主義の発展・考
研究者の資本論・草稿の読み方、概念把握の厳格さ・・・谷野氏の論文もあるが、原点である不破氏の「再生産論と恐慌」を誤読、結論に結び付けるための概念の曖昧化、方法論の問題まで極めて丁寧に展開している。おかしいと思っていたことの本質が理解できた(著者の何分のⅠかだろうげど・・)
そして、他の見解を批判的検討することで、みずからの認識も発展する・・そうした営みが科学的社会主義の発展にとって重要と語っている。今後も批判的研究するというので期待大。
政治の世界でなく、学問の世界から批判がでているので「社会科学研究所」は、誠実に対応してほしい。真理を、どこかが独占するなんてことは私の信条にはない。
なお、谷野論文は以下
谷野 勝明 (2020-03 (関東学院大学経済経営研究所年報 第42集).
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