届く言葉を~要求実現おめでとう宣伝
政権を厳しく批判する演説に「怒られているようで嫌だ」と内容以前に耳を傾けてくれない。若い世代からの提案を受け、「どうすれば相手に届く言葉となるか」「主権者としてエンパワーメントする言葉とは・・」と若い世代中心に、また、そうした感性にシンクロできるベテラン議員も参加し、国政選挙ごとに「チーム○○」をつくり、磨き上げる努力を、おそらく13年の参院選挙だった、と思うが・・を契機に続けてきている。中心は女性・若手。多くのベテラン男性は、それに学んできた。
高知市で昨年の市長選をうけ、この10月から中学生の医療費無償化が実現。そのことを宣伝するのに「みなさんの願いと運動が実りました。おめでとうございます。市政の主人公は、みなさんお一人お一人です」という、主権者として力を取り戻す呼びかけにしたいと若手専従が中心に企画した。いいことである。頼もしいし、うれしい。
こうした観点は、当然、組織内での語り方をも、みなおしていく力となっている。
【4/30追記】
運動の基本は、味方をひろげ、問題の中心勢力を孤立させることにある。
学生運動で、暴力集団を学生から孤立させるために身に付いた考えである。
現在、自民党支持者と自民党政府を一緒にしない。連合とその組合員、または旧総評系の自治労、日教組などを一緒にしない
「自民党指導部」とか、「連合一部幹部」とか、実態にあった表現で、支持者や組合員などが「自分たちも敵視されている」「そんな話は聞きたくない」と思われないような訴えの工夫がいる、と思う。近場でもりあがる言葉が広く届く言葉ではない。
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