急激な海面上昇、サンゴ礁の大量死、氷床と氷河の急速な融解がティッピングポイント(不可逆な臨界点)を超えそうな領域に入っている 科学誌Scienceに掲載された研究の紹介記事。
核となる9つのティッピングポイント~大西洋南北熱塩循環の崩壊、西南極の氷床融解、アマゾン熱帯雨林の消滅、西アフリカモンスーンの変化、北極圏の永久凍土融解、珊瑚礁の死滅、インドモンスーンの変化、グリーンランドの氷床融解、北方林の衰退。グラスゴー合意の1.5度の達成でも、6つの指標を超える可能性があるとのこと。
「ティッピングポイント超えを防ぐために、私たちは手を尽くさなければいけません。次の0.1度が重要なんです」と楽観も悲観もせず、努力するとこを訴えている。それが未来への責任
◇温暖化は、原因とは遠い途上国が過酷な被害を受けており、先進国の責任が問われている(以下 赤旗より)。
・ アジア開発銀行(ADB)と NGO国内避難民監視センター(IDMC) 発表の報告書
・フィリピン大統領の国連演説
・エジプトで11月に開催されるCOP27 に向け、同国の特別代表ワエル・アボウマド氏の発言
【温暖化によって、6つのティッピングポイント(後戻りできない臨界点)を超える日 GIZUMODE22/10/7】
https://www.gizmodo.jp/2022/10/260353.html
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