政治が自分事に・・・コロナ禍が浮かび上がらせた本質
普段は情報提供が中心のブログだか・・・思いを少し・・・
毎日の生活におわれ、「政治なんて関係ない」とか、「国民のためにやってくれているはず」と自分事でなかった政治が、コロナ禍で暮らしと経営が立ち行かなくなり、政治がどうしてくれるのか、外国はこんな対応しているが日本は、とか、国会の議論はどうなのか、と自分事となった。
まともに答弁しない安倍政権のか閣僚、後手後手の対策、コロナ禍に乗じてお友達への利益供与・・・それが自分事となった点で、大きな変化がおきている。
電通・パソナの巨額の委託料、中抜き問題が、自分にはこれだけの支援もないのに・・・と自分事になっている。それが今の局面ではないか。
コロナ禍で活動制限がかかる中、しんぶん赤旗が、全都道府県で読者を増やした。こんなことはなかなかない。それは政治の本質があきらかになる激動のもとで、真摯に国民の立場にたつ共産党の存在を、党員時間が実感し、政治的なパワーを高めたから、と理解する以外にない。
実態をふまえた政策提起、身近な相談活動でのがんばり、そしてコロナ後の社会への展望をしめす綱領路線・・・
それへの国民の反応が、共産党員を激励し、パワーを大きくしている、と。
コロナ禍の激動のもとで、政治・政治家の本質が浮かび上がってきている。それは、極めて大事な変化である。
米国で、BLACK LIVES MATTER のひろがり。その背景にも、黒人差別の根深さとともに、経済的格差による差別が、国中をおおっているという、共通の思い・・・人を粗末にあつかう新自由主義・自己責任論にもとづく政治経済システムへの抗議として表れているのではないか、だから空前の広がりを示しているのではないか、と思う。
政権が文書を改ざん隠蔽し、その当事者が出世し、マスコミが記者クラブ制度のもと、政権と癒着し、鋭い質問をするフリージャーナリストを排除する日本。どこかの独裁国家とかわらない。
日本は、今が、民主主義を自ら勝ち取るための歴史的過程だ、と感じる。
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