2018年度 実質GDP成長率193カ国中171位…アベノミクスの成果
公共事業費の連続増など、過去最大を更新しつづけた政府予算で、GDPを盛ったにも関わらず、もはや誰も口にしなくなった「アベノミクス」のもとでの世界の中でも、先進国の中でも、その低成長ぶり。しっかれ報道すべき。経済の6割を占める消費の低迷、技術開発力の土台を支える大学の予算を一貫して削減。その「成果」がしっかりあらよれている。
◆実質GDP成長率ランキング IMF
順位 成長率 G20内 世界平均成長率
2013年 137位 2.000 13位 3.4
2014年 169位 0.375 17位 3.6
2015年 144位 1.223 13位 3.4
2016年 164位 0.609 15位 3.2
2017年 138位 1.936 13位 3.6
2018年 170位 0.814 17位 3.7
191カ国中
世界経済のネタ帳
【なぜ安倍首相は「韓国より低成長」を認めないか(和田 秀樹) プレジデント12/1】
https://bunshun.jp/articles/-/17339
「日本の経済はいいのか、悪いのか。精神科医の和田秀樹氏は「2018年の日本の経済成長率は、実質GDPベースで0.81%。193カ国中171位できわめて悪い。経済がボロボロといわれる韓国でも113位で2.67%だった。この経済低迷は、首相やその周囲が『自分たちは絶対正しい』と思い込んでいるからだ」という——。」
韓国と比べたり、「思いこみ」など心理の問題は別にして・・・こんな記事もではじめた。
なお、下段には、各国の名目成長率、名目時給の推移、実質賃金の推移のクラブをアップした。
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