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岐阜、世田谷・・広がれ! ブラック校則廃止

 憲法や子どもの権利条約などに反し、人権を侵害する「規則」、多様性を認めず人権を棄損する「規則」。

見直しが動きがもっと広がってほしい。

高知でも・・と常々気にはなっている。

 そして、企業でもメガネ禁止とかヒール義務付けとか… そんな人権を無視する経営をしているのだと、企業価値が下がる、という価値観の広がりが一緒につくっていきたい。

【ブラック校則、県立高の9割以上に 岐阜で廃止の動き 朝日11/6

【下着の色・男女別の髪形指定 ?な校則一斉廃止 世田谷区立中、来年度 東京11/28

【ブラック校則、県立高の9割以上に 岐阜で廃止の動き 朝日11/6

 

 岐阜県立高校で慣習化してきた不適切な校則を廃止する動きが広がっている。

 市民団体の指摘を受け、県教育委員会が調べたところ、9割以上の学校に人権などに配慮する必要がある校則があった。移行期間を経て、来年度からすべて廃止される予定だ。

 下着の色の指定や政治活動の制限など、生徒の生活を必要以上に制限する校則は「ブラック校則」と呼ばれる。市民団体「子どもの人権ネットワーク・岐阜」(代表・河合良房弁護士)は「憲法や子どもの権利条約、教育基本法に違反する」として、その見直しを求めてきた。

 指摘を受け、県教委が調査したところ、61校(全日制)のうち、制服着用時の下着の色などを制限する高校が16校、外泊・旅行の届け出や許可を求める高校が46校、選挙運動や政治的活動を制限する高校が11校あった。

 県教委は校則の見直しに乗り出した。「私生活上の旅行・外泊について許可を必要としている校則」「政治活動は自由であるにも関わらず集会への参加や団体加入について許可・届け出を必要としている校則」「下着の色の指定など確認行為が新たな人権問題となりかねない校則」「時代の要請や社会常識の変化に伴い適用が想定されない校則」を見直しの主な対象とした。

 今年2月の校長会議で、すべての学校に再点検を指示。生徒の人権を守る観点から、不適切な校則が残っていないか調べた。その結果、9割以上の学校に該当する校則があり、削除することにした。

 県教委によると、該当するすべての学校が問題の校則を削除したという。生徒手帳への記載などが残っている場合があるため、移行期間を経て、来年度からは正式に廃止される予定だ。

 

 

 【下着の色・男女別の髪形指定 ?な校則一斉廃止 世田谷区立中、来年度 東京11/28

 

 下着は白色に限り、髪は男子が襟にかからないように、女子は長髪を束ねること-。不合理で理不尽とも思えるような事細かな校則に「そこまで定める必要があるのか」といった疑問の声が出ていることを受け、東京都世田谷区の区立中学校が一斉に、下着や男女別の髪形規定などをなくすことを決めた。新しい校則は二〇二〇年度から適用される。 (岩岡千景)

 区議会で校則の問題を指摘してきた桃野芳文区議によると、現在、制服の下に着るものに関する校則は区立中学二十九校のうち十三校にある。「ワイシャツの下は白で無地のシャツ(下着、キャミソール含む)、体育着などを着用する」「ワイシャツ、ブラウスの色は白、下着も白を基本とする」など、色を白と限るのが十二校で、一校は色柄を禁じる。これらの校則は二〇年度から、「ワイシャツの下に目立たないシャツを着用する」などに変わる。

 男女別に髪形を定めた校則は七校。男子は目や耳、襟にかからないこと、女子は肩より長くなったら束ねるなどが、今後は男女の区別なく「清潔で活動しやすい髪形を基本とする」などとする。

 また、ある中学の「給食中は牛乳をしっかり飲む」や、学年ごとに使用するトイレを定めるなど行動を細かく定めた校則もなくす。

 桃野区議ら議会側からの問題提起を受け、区教委教育指導課は今月下旬に各校の校則をホームページで公開してもらい、合わせて内容を点検した。その結果、見直しが必要と判断し、各校がそれぞれ取り組んだという。

 同課は「校則には子どもの主体性や自立性を養う意味があり、それに照らし必要性と妥当性を見直してもらった。校則は各学校で決めるのが原則で、区全体で変わるのは珍しいのでは」とする。

 桃野区議は「公立中学や高校の多くは、時代に合わせて校則を変える力が働かない。下着の色を決めるのは人権侵害だし、LGBT(性的少数者)への配慮が求められる今『男子は-』『女子は-』という校則は時代に合わない。変わって良かったし、強制するような実態も残さないでほしい」と話した。

◆特性ある子にも配慮を

<校則がなく、生徒の自主性を重んじる教育で知られる世田谷区立桜丘中学の西郷孝彦校長の話> 見直すべき校則にはレベルがある。(1)人権にかかわる(2)合理的理由がない(3)発達障害があったり、外国から来たりという特性がある子には守るのが難しい。人権にかかわるものはもとより、最終的には特性がある子に配慮するレベルまで見直してほしい。

◆学校自ら考えてほしい

<「ブラック校則」の共著書がある教育社会学者で名古屋大大学院の内田良准教授の話> 世田谷区の取り組みは珍しいし、画期的。大阪府で髪が生まれつき茶色い高校生が教員らから黒染めを強要されて不登校になり、裁判を起こして二年たつ。学校が自主的に動いてほしかったし、古い校則が残る学校は全国にまだ多いが、自らそのおかしさを考え、変えてほしい。

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