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「幸福度」58位の日本 ~ 社会的自由64位、寛容さ92位

 少し前のものだが・・

 国際連合が定めた国際幸福デーThe International Day of Happiness)の320日、国連と米コロンビア大学が設立した「持続可能な開発ソリューション・ネットワーク(SDSN)」は「世界幸福度報告書2019」を発表しました。2019年版の世界幸福度ランキングは、フィンランドが2年連続でトップを維持し、日本は4ランク下げて58位(先進国で最低)。

この世界幸福度ランキングは、一人当たりの国内総生産(GDP:濃紫)、社会的支援(Social Support:赤色)、健康寿命(healthy life expectancy:橙色)、社会的自由(freedom to make life choices:黄緑)、寛容さ(Generosity:緑色)、汚職の無さ・頻度Perceptions of corruption:青色)、ディストピア+残余値(Dystopia (1.85) + Residual:薄紫)を分析して積算。

 日本は、2015年が46位、53位、51位、201854位、そして2019年が過去最低の58位。安倍政権下で低下。

  評価項目では1人当たりのGDP24位、健康寿命は2位、汚職の無さ39位だが、、社会的支援が50位。、そして特に低評価なのが、社会的自由64位と、寛容さ(他者への寛大さ)92位。

 【健康寿命2位も寛容さ92位「幸福度」58位の日本 フィンランドら上位との違いは? Newsphere 2019/4/4

【健康寿命2位も寛容さ92位「幸福度」58位の日本 フィンランドら上位との違いは? Newsphere 2019/4/4

 

 国連は先月発表した「ワールド・ハッピネス・リポート」で、世界一幸せな国が昨年の2018年に続いて今年も北欧フィンランドであると報告した。アジア圏では日本が58位で韓国の54位に後れを取ったものの、93位の中国を大幅にリードした。

 

 経済的先進国であるはずの日本と中国は、国民の幸福度にかけては進んでいるとは言い難いようだ。では、フィンランドを始めとする幸福度が高い国と、幸福度の低い国ではどんな違いがあるのだろうか? 国連報告書の内容を紐解いてみたい。

 

◆「幸せな国」上位3位は北欧諸国が独占

 

 調査の結果、幸福度の高い国上位5ヶ国は以下のような結果だった。

1位 フィンランド

2位 デンマーク

3位 ノルウェー

4位 アイスランド

5位 オランダ

 

 続いて、6位スイス、7位スウェーデン、8位ニュージーランド、9位カナダ、10位オーストリアだった。11位はオーストラリアで、11位まではカナダとオセアニア2国を除きすべて北欧を中心としたヨーロッパ諸国が占めている。

 

 これらの国は「社会的支援」や「自分の人生で選択の自由に満足しているか」という問いの答えである「自由」、「(政治・ビジネスの)腐敗(の少なさ)」で上位を獲得した場合が多かった。北欧諸国は税金が高くても社会支援が整った国が多く、教育や医療なども無料で受けられる場合が多い。

 

 フィンランドは抜きん出た項目はないものの全体的にバランスが良く、とくに「社会的支援」が2位、「腐敗」が4位、「自由」が5位だった。しかし、「先月寄付をしたか」という問いの答えを表す「寛容さ」は47位、「前日にあったことが幸福や笑顔、楽しさに影響しているか」という問いの答えを示す「ポジティブな影響」では41位となっている。

 

 上位5ヶ国のなかで特記すべきは4位のアイスランドで、「社会的支援」で1位、「ポジティブな影響」で3位、また「前日にあったことが心配や悲しみ、怒りに影響しているか」という問いの答えを示す「ネガティブな影響」で3位(順位が高いほど影響が少ないと思われる)、自由が7位、寛容さが3位と上位が多い。しかし「腐敗」で45位となったことで幸福度が下がったようだ。

 

◆「経済大国=幸せ」では必ずしもない理由

 

 では、世界の経済大国はどうだろうか? アメリカは19位で、寄付大国だけあって「寛容さ」で12位に着けたものの、ほかは「ネガティブな影響」が70位、「健康寿命」が39位、「腐敗」が42位、そして自由の国と謳っているにもかかわらず「自由」では62位と低い結果となっている。

 

 アメリカでは誰でもチャンスがあれば成功はできるが、学歴や人種、社会的地位、地域差など見えないバリアも多く、誰もが選択の自由を満喫しているわけではなさそうだ。ちなみに、「自由」の1位は意外にも旧ソ連のウズベキスタン、2位はカンボジア、3位がノルウェーだった。1位、2位は自由の印象が薄いが、過去の圧政から逃れて国民が自由のありがたみを強く感じているのかもしれない。

 

◆日本人の「幸せ」の足を引っ張るのは?

 

 では日本はどうだろうか? 全体で58位と、少なくともデータ上では、先進国にしてはあまり国民が幸せとは言えないようだ。日本の順位を下げた要因は73位の「ネガティブな影響」と50位の「社会的支援」、64位の「自由」、そして92位の「寛容さ」である。しかし、「健康寿命」が2位であることで順位を上げた。これがなければ7080位近くに下落している可能性も高い。

 

「社会的支援」については、日本は育児休暇や国民皆保険、また出産や育児手当などが充実しており、また今年10月からは幼児教育・保育が無償化される。これらの福祉環境がないアメリカよりも、日本のほうが政府からの経済的支援には恵まれている。

 

 しかし社会面では、都市部で保育園の待機児童が出ていることや、就職が年齢で差別されること、離婚したシングルマザー家庭の貧困率が先進国中最高であること、残業がなかば当たり前になっていること、虐待児童の保護など子供の安全をサポートする機関がうまく機能していないこと、離婚後の親権が共同でないこと、父親の育児休暇が取りにくい風潮があることなどで、ほかの先進国と比較して大幅に遅れを取っている点も多い。

 

*日本は、2015年が46位、53位、51位、201854位、そして2019年が過去最低の58位となってしまいました。評価項目では1人当たりのGDP24位、健康寿命は2位、汚職の無さ39位、社会的支援が50位、そして特に低評価なのが社会的自由64位と、寛容さ(他者への寛大さ)92位です。

 

◆幸せな国は「ライフスタイルのバランスが良い国」

 

 一方、北欧やカナダ、オセアニアなど、「幸せな国」上位を占める国は決して世界屈指の経済大国とは言えないが、何事もバランスの良いライフスタイルを保っている国々であるといえる。

 

 同リポートを編集したカナダのブリティッシュ・コロンビア大学のジョン・ヘリウェル教授はCNNに、フィンランド人が幸せである秘密が「フィンランド人の遺伝子にあるわけでなく、(フィンランドを含む上位の)これらの国々の国民の生き方にある」と述べている。

 

 同記事ではまた、上位の国々は社会的安全のために高い税金を払ってはいるが、国民は政府を信頼し、自由に生きることができて、お互いに対して寛容であると指摘している。

 

 経済的な成功が重要視され、人口の多い大都市圏で自然や人間同士の交流が少ない経済大国では、このような幸せな国の国民たちのように生きることは可能なのだろうか。リポートの結果から見ると、「お金で幸せは買えない(Money cant buy happiness)」ことはやはり真実であるようだ。

 

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