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公明市議候補のくだらない反共攻撃  高知市議選

 高知市議選で、公明候補が「共産党は、公報にウソを書いている。中学校給食の予算に反対しており実績ではない」と・・・

 例によって予算と議会の役割をねじまげた、くだらない攻撃だが、選挙を汚す行為であるので、きちっと反論しておく

①自民党市議も「共産党がいなかったら実現していなかった」

 市が実施を表明するまで、連続11議会で質問。特に143月議会で、「お金がない」という市のゴマカシを「財政再建計画より166億円も改善している」と認めさ「検討」を約束させたのが大きなポイント(このことが力になり、小学校卒業までの医療費無料化に結実)。そして、6月議会にむけて市民と力をあわせ、短期間に1万3千筆の署名をあつめ市長、教育長に願いの切実さを認めさせことが決定打となり、実施方法の具体的検討がはじまった。

冒頭の自民党市議の本会議での異例の発言は、実施することが事実上決定的になった153月議会のことである。

 

②今、議会が問われているのはチェック機能 なんでも賛成こそ大問題

 国政でも市政でもウソと忖度の政治、暮らしに冷たい政治が問題となっている。市政では、道のないところに赤字必至の「道の駅」を32億円もかけて造ろうと言う計画が与党会派のもとで進められ、共産党の論戦と結びついた地元地域の反対で白紙撤回に追い込んだ。

暮らしの問題では、高すぎる国保料、大幅黒字となった下水道の値上げなど、市民負担に何でも賛成してきた公明党の責任こそ問われるべき。(何年か前、児童クラブの利用料アップについても、「事前に保護者に説明する」というルール破りの提案にもかかわらず、結局賛成したのが公明党)

 

③暮らしに冷たい予算に反対

 1500億円もの予算には、子育て支援、身近な公共事業など市民の暮らしを支えているものも少なくない。しかし、高すぎる国保に市民が苦しんでいる中、厚労省も一般会計から繰り入れるべきというお金を14年間で60億円(1人あたり9万円近く)も繰り入れていない問題、水道料に一般会計で負担すべき耐震工事費、取水協力金40億円の繰入をサボり高い水道料を押し付けてきた問題、県下で唯一中学生の医療費無料化を実施していない問題、またづくりでは、「道の駅」構想に続き、市民無視で、図書館西敷地(小学校跡地)に、民間高層マンションを建てようとしている。こうした問題点を含む予算には賛成できないのは当然である。(そのほとんどをを容認しているのが、公明党など与党会派)

 予算案は一括して提案されるので、賛否どちらかの態度しかとれない。だから反対討論で、この部分は賛成、評価するときちんと述べている。

 

 共産党は、市民の誠実な願いを届け、また市民負担増、市政のゆがみとはきっぱりと対決している。国政でも、市政でも、悪政に何でも賛成の政党こそ、審判が必要である。

 

 「ウソ」というなら、「社会保障ため」といいながらも大企業と超富裕層の減税のために消えた消費税。それでも足りないので、社会保障が改悪つづき。アメリカの戦争に協力する安保慣例法を「平和のため」と称する。

 

うそと忖度の政治を支えている公明党らしい言動である。 

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