「夕張になる」 どこが?! 香美市のウソ
香美市が、住民・職員むけに、「財政危機」を語り、「夕張になる」と喧伝しているとのこと。
はっきり言ってウソ。 民間なら、詐欺でつかまるレベル。
そのゴマカシの手法は・・・
・県内の市部で最も、「健全財政」を説明していない。
・合併特例の終了による交付税の減額も、地方の声で、平均して7割が財政措置されており、のこり三割分は、同規模の自治体なみに、職員削減したことで、すでにクリアしていること、を説明していない
・夕張の、「赤字」は、年予算の約5倍〔(連結実質赤字比率739.45%〕。その内容は、地方債残高の話ではなく、単年度の元利償還の費用を含む収入不足の話であり、まったく、レベルが違う話なのに、それを説明せず、住民を「脅し」ている。
高知市でもそうだった。全国でも、このい類いのウソが語られているのだろう。
たしかに、地方財政は、地方の裁量にかかわらない社会保障費や行政需要の増大で、きびしい状態はつづいている。
だからこそ、真実を語り、市民と一体で、何を優先し、どう運営していくのか、が問われている。
こんな゛説明許したら、戦前の「大本営」を、いまだに容認しているの同じになる。
財調的基金 財調基金 減債基金
香南市 6,114,187 4,024,220 2,089,967
香美市 5,968,425 4,905,059 1,063,366
「財調」だけなら、県下トップ、「財調的」でも2位
◆将来負担比率
・香美市 -52.2(香南市-63.2に次いで2位。市部でマイナスはこの2市)
◆実質公債費比率
香美市8.4 (市部では安芸、南国についで3位/将来負担比率 安芸19.7 南国62.2)
◆国保税
同市は、市町村事業費分担金が増えて、値上げはしかだがない、といっているが、財政安定化支援制度を、無視し、交付税措置されていた8割分の繰入をさぼってきた。同制度のルールは、8割が交付税算定され、残る2割分は、自治体の留保財源から出す仕組み。
これを長年サボってきて、「赤字」になると「増税を押しつける」のは、行政論としても、まともではない。
さぼってきた「法廷内」の繰入を、きちんとしてから、言うべき話。
★基準額と繰入の実態
08年度 68,530千円に対し、40,000千円 と、2850万円過少
11年度 67,955千円 54,364千円 と、1350万円過少
16年度 570551千円に対し、456441千円 と、1190万円過少、
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