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西敷地活用の闇① 高知大の賃料50年15億円 契約などの根拠なし

 西敷地を活用するとして高知市が公募型プロポーザルで優先交渉権者となったTW企業の提案。
上は移住者用の賃貸マンション、そして高知大のサテライトが入る・・・50年間の収支、収益69.2億円、収支で2億円の黒字となっている。が、そのうち高知大の賃貸料は全体の収益の2割以上を占める15億円。
 TW企業の提案と高知大とで、50年間賃貸と中途で解約した場合の違約金の契約がなされていないと、事業計画はなりたたないが、「なにもない」というのが市の答弁。驚くべき無責任さ。

 市の「妥当性検討委員会」も、いろいろ指摘して「妥当性がない」と言っているが、なぜ、この本質問題をついていないのか、不思議。

市有地を貸して営業させた桂浜の「うぶすな博物館」…閉店を放置したあげく、責任をとる主体が実態としてあいまいになり、結局、撤去費用4千万円を市民の税金で代執行した。
 その超大型が今回の構想。ハコモノ建設や一時の賑わいで儲けたあとは、破たんして逃走。市民に撤去費用3億円を押し付ける、というか。
 市民不在、最低最悪の高知市政である。

 市議会は、店子である高知大に50年間使用の意思、その担保である撤退の場合の違約金への構えを、きちっと確認すべきである。

 徹底追及しない地元紙の報道姿勢。現場の記者は頑張っているのだろうが・・「地元紙」の矜持は感じられない。 

 

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