折角用意したのに・・教育長更迭の申し入れ〔案〕
「競馬旅行」の高知市教育長が辞任・・・
もたないと思いつつ、「道の駅」「西敷地」など行政を平然とゆがめてきた岡崎市政なので・・・安倍内閣なみに厚顔無恥な対応がかんがえられた・・
そのため、申し入れの案文を考えていたのに、「幻」でおわってしまった。折角なのではりつけておきたい
なお、教育行政のトップの教育長と総務部長の責任の重さは違う。そのうえで総務部長もそれ相応の処分が必要。
(追記 4時からの記者会見で市長は「本人の辞意が固くやむを得ない、残念」と語った。教育長を擁護する発言である。そうでしょう! 市長が、あの状況で、幹部職員の「競馬旅行」を知らないなんてありえない。また与党会派・公明の議長が出してきた申し入れ案は、言葉は躍っているが、職務放棄、体制の一新を指摘しない、腰ぬけ)
以下、幻の「申し入れ」〔案〕。
「真に信頼される教育長への交代を求める申し入れ」〔幻となった「案文」〕教育長は、子どもの健やかな成長、そして命と健康を守る高知市における教育行政のトップである。そのみとで、多数の教職員が、多忙化が社会問題になるように状況のもとで奮闘しており、課題解決にむけては、関係者の総力を結集できる手腕と、なにより信頼が求められる職責にある。
この職責に対し、現教育長は、市民や学校関係者の信頼を失っており、一刻も早く、真に信頼される教育長への交代を求めるものである。
5日、気象庁は「西日本と東日本では、記録的な大雨となるおそれがあります。」「この状況は、8日頃にかけて続く見込みです。非常に激しい雨が断続的に数日間降り続き、記録的な大雨となるおそれがあります。」と異例の警告を出し、高知市も4日に災害対策本部が設置、7日7時に対策本部の強化が指示されている。
その状況で、市民の命と財産を守るべき災害対策本部の本部委員である教育長が、私的な競馬観光を優先させたことは、災害対策本部条例に明確に違反する行為であり、重大な職務放棄である。到底、市民や教育関係者の理解を得るものではない。
さらに事態の発覚に対して、も「道義的責任は生じない」と強弁するに至っては、この教育長のもとに子どもの命を預けられない、と思うのは至極当然のことである。もはや、その席に留まる資格を完全に失っている。教育行政をめぐっては、いじめ重大事案をろぐる対応、発達障害児への不適切指導をごまかすために当該生徒を警察への被害届を出すことで追い詰めたうえ、保護者にもルール無視の治療費請求という反教育的対応を肯定している問題。さらに、小学校のプール開放の最中に起きた重大事故で、「監視役」を引き受けたPTA関係者が自責の念にとらわれ、同様の取り組みをしているPTA関係者にも動揺が広がっている問題など、重大事案が連続して発生している。
こうした課題の解決には、市民、教育関係者の教育行政への信頼が不可欠であり、真に信頼できる教育長への交代は不可欠である。なお、市長には、災害対策本部長としては、条例の定める「災害対策本部長は,災害対策本部の事務を総括し,所属の職員を指揮監督する」の責務を果たしておらず、また教育長のとしての任命権者としの責任が問われる。
猛省を促すとともに、教育長の任命にあたっては、今回の事例は、単なる行政手腕だけでなく、子ども達と教育現場で直接向き合い、その苦労も喜びを熟知している教育の心をもった人物、教育実践を通じ教育関係者の信を得てきた人物をあてることの重要性を示したものであり、その点について、しっかり教訓化することを強く求めるものである。
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