モリカケ問題 国民主権の問題と報じないマスコミの権力擁護
法案の根拠となるデータの偽造、行政行為を検証する根拠の公文書の改ざん、隠蔽・破棄・・・国民主権が根底からの破壊が進んでいるというのがことの本質である。
私欲のために、財界ありきで、全国民の奉仕者である国会議員、官僚が行政をゆがめた。極めて深刻な問題である。 マスコミがこの角度でいっせいに報じれば、安倍政権は一日とてもたない。
その本質をつたえないマスコミは、やはり土台は財界の一部。
国民の立場にたって、調査・追及するジャーナリズムを、応援・育成する責任が国民にはある、と感じている。
内田樹氏のコラムだったか、公権力の実態を、市民が知るためには、市民が金を出してまでして新聞発行など、ジャーナリストを支えないと民主主義は機能しないと・・・
民主主義の立場の新聞などが売り上げを伸ばし、反民主主義の政権を美化するマスコミが劣勢となる・・・ これが市場経済のもとで、市民の意思を明示する重要な手段である。
それはそうと加計問題の対応。真実だったと告白したに等しい。
・そうとう前から出ている話なのに、いいまでフェイクだと抗議し記者会見もしていない
・ウソの話をでっち上げ、愛媛県、今治市を焚きつけた加計学園の職員。その名前も不明、処分も不明、そして動機も不明。
フェイクなら…直ちにフェイクと抗議し、原因を徹底究明すると言うべきところ・・・。
それが、今になって記者会見することもなく、ファックス一枚。
酷い記者会計したあの日大とくらべても、表に出てこない最低最悪の姑息なやり方。
「指示していない。誤解(忖度)したのではないか」・・こんな文化が定着したら、社会はなりたたない。
潔白なら、疑惑をはらすために「国会で証人喚問してほしい」というべきところ。
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