「よさこい」にブルーインパルス・考
よさこいまつりに自衛隊のブルーインパルスが展示飛行する予定とのこと。
曲芸飛行の事故により、基地以外では展示飛行となっている。が・・・横転や急角度での姿勢の変化は「曲芸」ではないか、の告発がでている。
・なにより、3度の米軍機墜落や度重なる低空訓練にさらされている県民の感情から見てどうなのか。を感じてもらいたい。日本防衛のために鍛えた技を見てほしい、というパイロットの思いはあるだろうが、恐怖や痛みを感じてるい県民のことを考えれば実施しないのがいいと思う。
どうしてもというなら、住宅空上空はさけ、海上〔当然、事前通報済み〕とかを選択するのが賢明な判断だと思う。「よさこい」を混乱させる行動は、自衛隊にとっても不利益である。
【「曲技飛行」か否か ブルーインパルスに住民が告発状 朝日5/7】
【「曲技飛行」か否か ブルーインパルスに住民が告発状 朝日5/7】基地の催しで高度な操縦技術を披露する航空自衛隊の専門チーム「ブルーインパルス」。周辺住民からは航空法違反の疑いがあるとして、刑事告発する動きがある。何が問題になっているのか。
名古屋市近郊の住宅密集地近くにある小牧基地(愛知県小牧市)。毎年春には基地のPRのため、住民らに敷地を開放し、航空祭が開かれる。昨年までの過去3年間、目玉となっていたのがブルーインパルスによる「展示飛行」だ。44年ぶりに展示飛行があった2015年は前年の約2倍の7万3千人が来場した。だが、今年は2月中旬になって中止が決定。来場者数は約1万人に減ったという。空自側は中止の理由を公表していないが、1月下旬に、基地周辺住民でつくる「ブルーインパルスの飛行をやめさせる会」の呼びかけを受けた約390人が連名で名古屋地検に「展示飛行」は航空法違反の疑いがあるとして告発状を送っていた。
告発状によると、航空法では人口密集地の上空で「曲技飛行」をする場合、国土交通相の許可を必要としているのに、昨年3月に小牧基地の航空祭でブルーインパルスが飛行した際には、許可をとっていなかった、としている。地検は告発を受理したか、明らかにしていない。
告発された昨年3月のブルーインパルスの展示飛行。告発ではこの飛行が「横転」と「姿勢の急激な変化」にあたると主張している(ブルーインパルスの飛行をやめさせる会提供)
【曲技飛行は航空法違反 ブルーインパルスは危険 愛知住民388人刑事告発 赤旗】昨年3月5日の航空自衛隊小牧基地(愛知県小牧市)航空祭で、「ブルーインパルス」が人口密集地の上空で「曲技飛行」を行ったのは航空法違反だったとして、名古屋市、春日井市、小牧市、豊山町などの住民388人が26日、名古屋地検に前小牧基地司令と飛行隊員を刑事告発しました。
航空法の第91条は、国土交通省の許可なしに、人や家屋の密集している地域の上空で宙返り、横転などの曲技飛行を行ってはならないとし、第81条では低空飛行を禁じています。ところが、昨年全基地司令が大臣に許可申請もとらず、航空法を無視した「曲技飛行」「超低空飛行」を行ったことを糾弾しています。昨年3月の航空祭では、基地周辺の2市1町(春日井市、小牧市、豊山町)の首長が展示飛行に反対。周辺住民8479人分の反対署名が大村秀章県知事に提出されました。
◆危険な飛行中止せよ やめさせる会が会見ブルーインパルスの飛行をやめさせる会は26日、前小牧基地司令らを刑事告発した後、名古屋市内で記者会見をしました。
告発人代理人の長谷川一裕弁護士が「告発人が目標の200人を大きく上回って388人になった」ことを報告。昨年3月の航空祭で行われた展示飛行の動画を分析した結果、航空法違反が明らかになったと述べました。
市川哲宏弁護士は、地検に提出した動画を示し、低空飛行を続けている様子や、機体の姿勢を急激に上向きに変化させている様子、急上昇・急旋回した様子などを紹介。「航空機の異常な姿勢での飛行は墜落の危険性がある。危険な飛行は今後も中止されてしかるべきだ」と話しました。
同会は、防衛相に「横転」の定義について、「機体を90度以上に傾ける行為」をさすのではと質問。防衛相は、「横転の定義はないが、一回転した状態をいう」と回答しました。
ブルーインパルスの飛行をやめさせる会の安達賢一郎さんは「事故が起きれば犠牲になるのは地元住民。なぜ、あえて危険を伴う曲技飛行をするのか、腹立たしい」。小牧市の女性は「3月3日航空祭でもブルーインパルスの飛行が予想される。何としても中止させたい」と話しました。
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