加計FAX 2/25の安倍・加計面談以外は、愛媛県文書を認定~「安倍ストーリー」の崩壊
郷原氏が、論点整理は鮮明である。
25日の面談「いいね」発言をなかったことにすればすむ問題ではない。この話を前提に、一連の交渉が組み立てられ、首相秘書官の対応などもふくめて、愛媛県と今治市が国家戦略特区の申請を行うこと、学園へ補助金を交付させることを認めさせてきたのである。これらは「加戸」「加計」「安倍」ストーリーに崩壊に瀕していると指摘する。
【加計学園「自治体騙し」自認文書で、「安倍政権側ストーリー」崩壊の危険 郷原信郎が斬る5/29】
以下は、コラムから 一部分をメモしたもの
・「(平成)27.2」の「加計学園と加藤内閣官房副長官との面会の状況 「獣医学部の設置が政治主導により決まるかもしれないとの危機感を抱いており、同学園理事長が安倍総理と面談する動きもある。」とのまえふりがある。
・「27.3」の加計学園側と愛媛県との面談記録 例の「いいね」発言が紹介される。その後「設置には多額の費用が必要であるが、施設設置に伴う国からの補助がない中、一私学では困難であるので、国の支援が可能となる方策の検討を含め、県・市の財政支援をお願いしたい。」と加計側が要請。
・ 3/15の今治市役所での今治市と加計学園との協議結果についての報告文書
「柳瀬首相秘書官と加計学園の協議日程について、2/25の学園理事長と総理との面会を受け、同秘書官から資料提出の指示あり・・」
「文部科学省の動向」では「2/25に学園理事長と総理との面会時の学園提供資料のうち、「新しい教育戦略」(別紙p.5-6)に記載の目指すべき大学の姿に関する部分を抜粋したアンケート形式の資料を示して、短期間での回答を求めている。」
→面談の際の提出したとされる「学園無側の資料も添付されている。
文書の末尾の「(参考)加計学園の直近の動向・今後の予定」 その最初に「2/25 理事長と安倍総理が面談」
「獣医師養成系大学の設置に係る内閣府及び首相秘書官訪問について」と題する書面 「安倍総理と加計学園理事長が先日会食した際に、獣医師養成系大学の設置について地元の動きが鈍いとの話が出たとのことであり、同学園としては柳瀬首相秘書官に4月2日午後3時から説明したいので、県と今治市にも同行願いたいとの要請があったと今治市から連絡があった。」
→「2/25の学園理事長と総理との面会」以外に、「安倍総理と加計学園理事長との会食」でも話題となった。
郷原氏は・・
「愛媛県の文書によると、加計学園は、理事長と首相の面談が行われる前に、「面談の動き」があることの説明をし、実際に面談があったとされた後には、面談の際に理事長から首相に渡った資料も示し、それを前提に、愛媛県・今治市に対して補助金を要請している。
これらの記載からすれば、愛媛県にとって、「2/25理事長と首相との面談」の事実が、加計学園の獣医学部新設に向けて、国家戦略特区の申請を行うこと、加計学園に補助金を交付することの大前提だったことは明らかだ。
しかも、「2/25理事長と首相との面談」は、柳瀬秘書官からの資料提出の指示に関連づけられ、面談時に理事長から首相に提供した資料にも言及するなど、この時期の加計学園と愛媛県との交渉全般にわたって、頻繁に持ち出されている事柄であり、もし、その面談の事実がなかったとすると、獣医学部新設に向けての話が根底から覆されかねない。」
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