「被害女性に名乗り出ろ」 安倍政権によるセカンドレイプ
政府の対応に、小池書記局長「セクハラ対応の大原則は被害者保護だ。政府がやったこと自体がセカンドレイプになると思うし、はっきり言って恫喝だ。」「異常な対応だ」と本質的な批判。
自己保身のためには、他人の人権や民主主義などとうでもよい、というこの政権の本質を示すもの。
【「被害女性に名乗り出ろとは」共産・小池氏が財務省批判 朝日4/16】
【「被害女性に名乗り出ろとは」共産・小池氏が財務省批判 朝日4/16】■小池晃・共産党書記局長(発言録)
(福田淳一・財務事務次官がセクハラ発言を繰り返したとされる問題をめぐる財務省の対応について)信じられないの一言だ。当然、罷免(ひめん)するものだと思っていたが、今日、財務省が発表した文書は驚きあきれる説明だ。
財務省は女性記者に名乗り出るように求めている。結局、(女性記者が)出て来られないだろうと思ってやっているとしか思えない。セクハラ対応の大原則は被害者保護だ。政府がやったこと自体がセカンドレイプになると思うし、はっきり言って恫喝(どうかつ)だ。
政府がこんなことを始めたらどうなるか。セクハラ問題が起こった時に、被害を受けた人は名乗り出ろと。企業も(政府にならって)セクハラ問題でこんな対応を始めたら、セクハラ根絶どころか、セクハラがまかり通る国になってしまう。そういう点でも、これは異常な対応だと言わざるを得ない。
この問題は日本中の女性も心ある男性も、全てを政府は敵に回すような大問題になってきている。徹底的に追及していきたい。即刻罷免すべきだと改めて申し上げたい。(記者会見で)
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