優先交渉権者となった2企業代表の市、高知大との関わり
9日、高知新聞の報道では、15年に、市長と高知大学長が協議し、高知大は、協力するとの書面をだしたとのこと(それは公表してもらわないといけない)。これが事実なら、西敷地活用で協議はしてないとう昨年12月議会動弁がウソだったことになる。
そうしたもと、改めて。優先交渉権者となった2企業+高知大の関係について、調べてわかったのが以下のこと、
事実を踏まえ、どう判断するかは、市民。その材料提供。
■和建設 代表取締 中沢陽一氏
・2011年11月 中心市街地活性化基本計画検討委員会 委員 住宅関係、高知県建設協議会の肩書き
〔追手前小学校西敷地利用検討部会の親会〕
・2014年11月「土佐経済同友会の提言」時の代表幹事
提言を作成した「産学官民連携推進委員会」の参加者として「千頭邦夫」
・ 現在、高知大地域協働学部「地域協働教育推進会議」代表理事
■チカミミルテック代表取締役社長 千頭邦夫氏
・2011年 追手前小学校西敷地利用検討部会の委員 肩書きは「土佐経済同友会特別幹事」
・高知大学経営協議会委員を少なくて16年6月~17年.9月まで勤めている〔HPで確認できる範囲)
なお経営協議会の委員には、中島、井上と確認できる範囲で2代にわたり副市長が就任している。17年3月で副市長を退いた井上氏は、その後も委員を続けている〔霞ヶ関出向の副市長から、その後は内部登用にかわったからだろう。しかし、一貫して太いパイプが続いている〕
■2011年11月部会の「中間とりまとめ」では
・よさこい祭りをメーンにしたもの、窓口センターの設置とかで・・
・千頭氏も「広場は広いほどよい。施設はできるだけ小さく」という、まっとうな発言をしている。
それが、市の認識は「民間活力を利活用すべき」ということになっている。
■2014年12月10日 新風クラブ議員の質問への市長答弁より
「続きまして,新しい図書館の西側の敷地の利活用についての御質問にお答えを申し上げます。
当該土地の利用計画につきましては,御質問でもありました,平成24年11月〔検討委員会の設置は07年7月。この日付は、部会の「中間まとめ」が出された時期は平成23年11月/誤り?〕に設置をしました中心市街地活性化基本計画の検討委員会の中に,部会としまして土地利用検討部会を設けまして,23年2月から5回にわたりまして御検討いただき,結論としては,民間活力を利活用すべきという方向性の取りまとめをいただいております。」
■選定委員はまだ非公開。これが公開され、高得点をつけた委員がわかれば、市民の判断もより明確になりそうに思う。
選定された事業者が名乗り出たので、秘密にする理由は、本来は何もない。
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