西敷地 無理筋の「行き詰まり」
本日、西敷地問題で、優先交渉権者との協議の状況が報告された。これまで3回の協議は、提案の現実性を求める質問に、まったくこたえられない堂々巡り出会った模様。
そもそも、優先交渉権者を決めたあと、資金計画など計画の実現性について協議するというのがおかしい。そんなずさんな計画は、門前払いのはず。それが、最後まで生き残ったが・・結局、「これ以上の回答は、もうないという表明が3月中旬に業者からあり、それをもって最終的な回答として4月上旬に妥当性の可否が明らかにされる」と商工観光部長からの発言があつた〔高知民報〕
市は、月末までに公認会計士の判断を仰ぐとして、急きょ30万円の予算を補正に突っ込んできたが、そもそもこんな無理筋の計画「是」とする公認会計士がいるはずもなく、実質的に計画「撤回」となる流れとなっている。
優先交渉権者の提案は、県内K建設と、高知大地域協働学部のコラボの案とおもわれるが・
K建設の代表取締と、高知大学地域協働教育推進会議代表は同一人物。
優先交渉権者と市の選定委員は、同級生との指摘もされている。
さらに2次審査への資格にかんする要綱の改ざんがあったが、その決済文書がないとのことも明らかになっている。
市は、決定まで提案内容も選定委員も議論の中身も発表しないと言っていたが、仮に、「撤回」となっても、これまで税金を使って作業しているのだから、「何があったか」を市民の前に明らかにすること、すべて公表するのが当然。
財政再建プランのごまかしにはじまって、浦戸「道の駅」構想、仁井田産業団地、食肉センター廃止固執、下水道料金値上げの前提である汚水処理計画の秘密裏の決定と、あまりにも住民、そして行政のルールを無視した相次ぐ暴挙。
道理の立たない運営が、心ある職員の意欲を削ぎ、モラルハザードを蔓延させている。
故渡辺進さんと市政研究を行ってきた一員として、現市政は、最低最悪市政と躊躇なく断言できる。
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