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「戦争法賛成・立憲主義破壊」肯定が踏み絵~第二安倍党づくり

 いままで、戦争法廃止・立憲主義回復で共闘をしてきたのに、党首の一声で、真逆の姿勢におちいり、党の実質解体へ。こうした議員が多数参加する党は、こんごも簡単に民意をうらぎるだろう。
 第一次安倍内閣の防衛大臣で、核武装論も主張し、「日本会議」とも縁の深い小池氏は、ほとんど安倍政権と同質。第二安倍政党ができ、改憲、格差と貧困を生み出す経済政策を加速させる仕組みづくりである。
 市民と野党との共闘には現時点では逆流だが、この間の市民が取り組んだ政治的体験は大きい、と思う。立憲主義をとりもどすたたかいの糧になる。
【小池氏、合流ではない=民進の申請、個別に判断  17衆院選】
【自民に代わる旗印「希望の党」にはない 志位委員長が批判 9/28】

そもそも民主党は、第二自民党として財界の仲介で発足したが、政策がほとんど同じだったので「だったら謹慎の自民党」となり振るわなかった。それを小沢一郎が党首になり、政権をとるのにはそれでは不可能だと所得再分配の強化など共産党の政策を意識した、それまでの新自由主義路線から舵をきって政権交代をなしとげた。
 しかし、政権を担う中で、地金が出た。それが下野の原因。
 今回の判断は、当初の民主党の誕生の背景と極めて似ている。
 自民党とほとんど変わらない政党をつくり、その二大政党のもとで(小選挙区制はそのための舞台)、国民の声を封殺する政治体制を気づこう、という財界を代弁する「連合」など支配体制の大きな思惑が底流にあると思う。


【小池氏、合流ではない=民進の申請、個別に判断  17衆院選】

 新党「希望の党」代表を務める小池百合子東京都知事は28日、日本記者クラブで会見し、民進党が希望への合流方針を了承したことに関し、「合流という考え方は持っていない」と述べた。
民進、希望へ合流了承=前原氏「安倍政権止める」
 小池氏は「(民進側から)希望で戦いたいという申し込みがあって初めて、候補者として選ぶかどうかだ」と強調した。 
 民進党の前原誠司代表が「安全保障法制は憲法違反」としていることに関しては、「安保法制に賛成しないという方は、そもそも(公認の)申し込みをしてこないと思う」とけん制した。

【自民に代わる旗印「希望の党」にはない 志位委員長が批判 9/28】

 日本共産党の志位和夫委員長は27日に千葉市・千葉駅前で行った街頭演説で、次期総選挙での市民と野党の共闘の成功、日本共産党躍進へ力を尽くすと述べた上で、新党「希望の党」(代表=小池百合子東京都知事)を批判しました。
 志位氏は「この動きには『希望』がないと思います。だいたい、顔ぶれは、自民党政治の中枢にいた人、民進党から野党共闘に反対して出た人、ウルトラ右翼の人です。憲法改定を宣言し、安保法制を容認するという。これでは自民党と同じです。自民党に代わる旗印はありません」ときっぱり断じました。
 さらに志位氏は、「小池都知事がいま都政でやっていることには大きな問題があります」と指摘。「情報公開」「都政の見える化」や「豊洲新市場の無害化」を掲げながら、それらの約束をことごとく反故(ほご)にしたことを批判。「この『新党』に日本の未来を託すわけにいきません。日本の未来を開く力は市民と野党の共闘です。そして日本共産党をどうか躍進させてください。この躍進が困難はあっても共闘を発展させる力になります」と力説すると、駅前をぎっしり埋めた聴衆は「そうだ」の声と盛大な拍手でこたえました。


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