このギャップ! 玄海大飯・再稼働推進~短距離弾道ミサイルの射程だが
九電と関電が来年初めに玄海大飯の原発3基の再稼働させる計画を明らかにした。同地とも北朝鮮から千キロ内で、最も多く保有する短距離弾道ミサイルの射程圏内。
今朝からの報道や新幹線をとめたり、休校したりすることとのギャップを感じざるを得ない。本当に「危機」なら、ただちに原発廃炉、核燃料・使用済み核燃料のリスク管理につっこむべき。安倍政権はそれはスルー。
正しく恐れ、不都合な現実をどう改善するか、権力にだまされず、よくよく考えることが必要と思う。
対話による解決しかない。
【原発3基 再稼働へ 玄海大飯、来年1月以降 東京8/29】
【北朝鮮の核ミサイル問題と日本の共産党8.12声明 2017/8】
【原発3基 再稼働へ 玄海大飯、来年1月以降 東京8/29】九州電力は二十八日、玄海原発3号機(佐賀県玄海町)の来年一月の再稼働を想定していると発表した。関西電力も同日、福井県おおい町の大飯原発3号機を同一月中旬に、4号機を同三月中旬に再稼働させるとの計画を明らかにした。
国内では関電高浜3、4号機(福井県高浜町)、九電川内(せんだい)1、2号機(鹿児島県薩摩川内市)、四国電力伊方3号機(愛媛県伊方町)の計五基が運転中。原発の安全対策や事故時の避難計画に住民の不安が残る中で、再稼働が進む形だ。
玄海3号機と同時に原子力規制委員会の審査に合格した同4号機の再稼働時期は見通せていない。九電は、3号機の再稼働時期について「検査の進捗(しんちょく)によっては来年一月からずれ込む可能性もある」としている。
九電と関電は二十八日、玄海3号機と大飯3、4号機に関する機器や設備の性能を現地で確認する「使用前検査」の来月からの開始を規制委に申請。その際、想定する再稼働時期も併せて示した。
両社の計画では、原発の運用ルールを定めた保安規定の認可も得た上で、玄海3号機で十二月以降に燃料を装填(そうてん)。大飯3号機は十二月上旬、同4号機は来年二月上旬にそれぞれ装填する見通し。
九電は二十八日、玄海3、4号機で自主的に原発の安全性を確認する「特別点検」を始めた。再稼働に対する地元住民らの不安を和らげるのが狙い。再稼働に向けて国が定めた点検項目とは別に、3号機で使用される混合酸化物(MOX)燃料の保管状況などを確認する。
大飯3、4号機は今年五月、規制委の審査に合格。関電は今月中に新規制基準に適合させるための安全対策工事を終える予定。再稼働の前提となる地元同意について、おおい町議会は工事終了後に判断する方針。中塚寛町長は議会の意向を踏まえて決めるとしている。
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