日報 稲田大臣の「報告なし」固辞は、自衛隊の「造反」認定、幹部処分に行きつく
あくまで、稲田防衛相が、日報の存在の「報告がなかった」と言い張っている。そうなれば、自衛隊の幹部が、偽の情報をリークし、国民から選ばれた政府を陥れようとするとんでもない事態が進行していることになり、それこそ徹底調査にニセ情報をながした幹部らを厳しく処分しなければならない。なにせ強大な力をもつ実力組織の暴走だからである。安倍首相の稲田擁護は、とんでもない隘路に突き進んでいるという自覚はあるのだろうか。
【陸自の日報、稲田氏に報告示すメモか フジテレビ報道 朝日7/25】
【陸自の日報、稲田氏に報告示すメモか フジテレビ報道 朝日7/25】南スーダンの国連平和維持活動(PKO)の日報問題では、稲田朋美防衛相が「陸上自衛隊内で日報の電子データが保管されていた」という報告を受けていたかどうかが最大の焦点。フジテレビは25日、稲田氏への「報告」を示す防衛省幹部の手書きメモを入手した、と報じた。
報道によると、手書きメモは2月13日、稲田氏や陸自幹部らによる防衛省の大臣室での協議を記したもの。データが削除されずに残っていたことを知った稲田氏が「明日なんて答えよう」と発言した記述もあり、稲田氏が当時、陸自のデータの存在を認識したことをうかがわせる内容になっている。稲田氏への「報告」をめぐっては、陸自側が特別防衛監察の聴取に対し「2月中旬の幹部会議で稲田氏に報告した」と説明しているが、稲田氏本人は3月の衆院安全保障委員会で「報告されていない」と否定。手書きメモの記述が正しければ、稲田氏の答弁は虚偽にあたる可能性がある。
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