豪雨災害の教訓は?~山の荒廃を加速させる日欧EPA
地球温暖化による異常気象・・・人命、財産への大きな脅威となっている。九州北部での被害にこころが痛む。今回、流木の被害がクローズアップされた。間伐が適切にされてない人工林は豪雨に弱い。戦後植林された木が伐採期ほ迎えているが、それだけの値がつかず、木の成長を続け、年々山は重たくなっている。
「山の手入れ」は、防災、災害の財政支出の抑制という点でも重視されるべき。
ところが、日欧EPAでは、林業再生の切り札とされる「CLT」に、競争力のある欧州材の関税が撤廃される見通し。国土の66%が森林、その4割が人工林の日本。
「山の荒廃」を進め、災害に弱い国をつくる協定である。
【国民不在 日欧EPA「大枠合意」ストップを 2017/6】
« 核兵器近時条約 122の国・地域の圧倒的多数の賛成で採択 | Main | 高知市 上下水道値上げ~道理のなさを斬る »
「南海大地震、防災」カテゴリの記事
- 「原発」固執は、脱炭素の障害 再エネ普及の足かせに (2024.08.08)
- メガソーラー規制 自治体の条例の限界。責任は国の開発優先政策(2021.07.19)
- 東海第2 運転差し止め 深層防護5層 避難計画は実行不可能(2021.03.19)
- 3.11から10年 ― エネルギー・環境団体等の声明・提言(2021.03.11)
- 福島原発事故による避難生活への影響に関する検証結果~ 新潟県(2021.03.10)
« 核兵器近時条約 122の国・地域の圧倒的多数の賛成で採択 | Main | 高知市 上下水道値上げ~道理のなさを斬る »
Comments