下水道 経費回収率107%で「赤字」の不思議
高知市は、16年度までで約17億円の赤字で、今後も3~5%の「赤字」だからと、17.7%の値上げを画策している。
下水道は、「汚水=私費、雨水=公費」、公営企業としての「独立採算経営」(ともに例外があるが)に沿って経営指標として、汚水経費を、使用料収入でどれだけ賄えているか、という「経費回収率」(使用料収入÷汚水経費×100)がある。
全国的には、8割の自治体で、賄えていない。
ところが高知市は107%、汚水経費を超えて使用料収入がある。使用料収入は直近で32.4憶円なので、2億円強が経費を上回っている。
しかし、単年度の損益は、赤字・・・
減価償却費をうわまわって、資本費支出が上回るという状況なのか〔どんなケース? 原価償却と管理償還の時間軸の差による操作?)、 あるいは公費負担すべきところに流用しているのか・・・・
解明が必要である。
他にも、追及すへぎ内容が多々あるが・・・ まず、最初の一歩。
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