米主導のシリア空爆 1か月の民間人犠牲者 過去最多の225人
在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団」によると、米軍主導の有志連合による空爆で死亡した民間人の数が子ども44人を含む225人となり、2014年の空爆開始以来、最多となったとのこと。そして、これまでの総計では子ども319人を含む1481人だという。憎しみを生み出す行為である。その後も犠牲は発生している。
マスコミでは大きくは取り上げられないが、これだけ多くの犠牲が発生していることを直視しないといけない。。
【米主導の有志連合によるシリア空爆、1か月の民間人犠牲者数が過去最多に AFP5/23】
【シリア 子供含む106人死亡 有志国連合の空爆と監視団 共同5/27】
【米主導の有志連合によるシリア空爆、1か月の民間人犠牲者数が過去最多に AFP5/23】【5月23日 AFP】在英の非政府組織(NGO)「シリア人権監視団(Syrian Observatory for Human Rights)」は23日、シリアにおいてここ1か月の間、米軍主導の有志連合による空爆で死亡した民間人の数が計225人となり、2014年の調査開始以来、30日間での死者数としては最多となったと発表した。
同監視団によると先月23日から今月23日の間に、子ども44人と女性36人を含む民間人225人が死亡した。
同監視団の代表を務めるラミ・アブドル・ラフマン(Rami Abdel Rahman)氏はAFPの取材に対し、「有志連合がシリアで空爆を開始して以来、過去1か月の作戦で最も多くの民間人が犠牲となった」とし、「非常に深刻化している」と述べた。
同氏によるとこれまで、1か月の間で最多の死者数が出たのは、今年2月23日から3月23日までの期間で、220人の民間人が死亡したという。
また、今回の犠牲者数を加えると、有志連合による作戦で死亡した民間人の総計は、子ども319人を含む1481人だという。
有志連合によるイスラム過激派組織「イスラム国(IS)」に対するシリアでの空爆は2014年9月23日に開始されている。(c)AFP
【シリア 子供含む106人死亡 有志国連合の空爆と監視団 共同5/27】シリア人権監視団(英国)は26日、過激派組織「イスラム国」(IS)が支配するシリア東部デリゾール県の町で空爆があり、IS戦闘員の家族ら少なくとも106人が死亡したと発表した。42人の子供を含んでいるという。監視団は、空爆を米軍主導の有志国連合によるものとしている。
空爆は25日と26日の2回で、ISが首都と称するシリア北部ラッカなどから逃れていたシリアやモロッコ国籍の戦闘員の家族らが死亡した。ほかにも5人の子供を含む市民11人が死亡した。
ロイター通信によると、有志国連合側は空爆の被害について調査中としている。(共同)
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