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軍事衝突=朝鮮戦争以来、見たこともない破壊的なものに 米前国防長官~やはり、外交的解決しかない

1994年の核危機でクリントン米大統領が金泳三韓国大統領に北朝鮮攻撃を提案した時、金氏は「何百万人が死ぬかもしれない」と反対した。ペリー元国防長官は02年、攻撃すれば北朝鮮の反撃で「米軍に数千人、韓国軍に数万人の死者」が出ただろうと米紙で述べた。
核兵器をもった現在「何百万人」が真実に近いのではないか。最近も、アメリカのカーター前国防長官は、テレビのインタビューで、米国が先制攻撃すれば「その戦争は、朝鮮戦争以来、見たこともないきわめて破壊的なものになるだろう」と警告している。
朝鮮戦争の死者は国連軍の推定で、米軍兵士45000、韓国軍65000、一般市民・韓国側133万人…
今回は日本もまきこまれることは必至。在日米軍基地はもちろん原発も票的になるかもしれない(通常兵器で核攻撃と同じ「効果」になりうる)。
また、崩壊した北朝鮮から何十万規模の難民が、日本に押し寄せることになるだろう。
 だから、外交的解決しかないのである。同時に核兵器禁止条約を成立させ、核兵器を違法化し、どの国も等しく核非保有に進む条件をつくることが必要である。
 軍事衝突の危機の背景には、人間の血を吸って肥え太る軍産複合体の資本の魂が見える。

【共産 志位委員長 北朝鮮情勢 米に外交的解決働きかけを NHK4/13】
【米国は軍事的選択肢をとるな──外交交渉のなかで北朝鮮の非核化を 日本共産 志位和夫4/13】
【ハンマーと北朝鮮 布施広の地球議  毎日3/25】


【共産 志位委員長 北朝鮮情勢 米に外交的解決働きかけを NHK4/13】

共産党の志位委員長は記者会見で、北朝鮮情勢について、アメリカと北朝鮮がそれぞれ軍事力を行使する事態に発展することを強く憂慮するとして、政府に対し外交交渉によって問題の解決を図るようアメリカに働きかけることを求めました。

この中で、志位委員長は北朝鮮情勢について、「アメリカのトランプ政権は、北朝鮮に対する軍事力行使を選択肢として、軍事的威嚇を強めているが、極めて危険な動きだ。北朝鮮がさらなる挑発行為で応じ、軍事対軍事の危険なエスカレーションが起こることを強く憂慮する」と指摘しました。

そのうえで、志位氏は「アメリカが北朝鮮に先制的な軍事行動をとった場合、韓国や日本を巻き込んで深刻な武力紛争に発展し、おびただしい犠牲が出るのは避けられない。安倍政権はアメリカに対して、外交的解決の立場に立つよう強く働きかけるべきだ」と述べました。

また、志位氏は「衆参両院で予算委員会の集中審議を行って、政府のとるべき対応をきちんと詰めていく必要がある」と述べ、北朝鮮情勢などをめぐって集中審議を行うよう求めました。


【米国は軍事的選択肢をとるな──外交交渉のなかで北朝鮮の非核化を 日本共産 志位和夫4/13】

(1)
 米国トランプ政権によるシリアへのミサイル攻撃にかかわって、北朝鮮に対する軍事力行使につながりかねない、きわめて危険な動きがおこっている。

 トランプ大統領は、6日、安倍首相との電話会談で、北朝鮮の核・ミサイル開発への対応として、「全ての選択肢がテーブルの上にある」とのべ、軍事力行使も選択肢とすることを表明した。さらに、11日、自身のツイッターに、「もし(中国が)協力しないのなら、米国が中国なしで問題を解決する」と書き込み、米国単独で北朝鮮への軍事力行使に踏み切る可能性を示唆した。

 ティラーソン米国務長官は、9日、米ABCテレビのインタビューで、「シリアに対するミサイル攻撃から北朝鮮が受け取るべきメッセージは何か」と問われ、「国際規範や合意に違反し、約束を実行できず、他国への脅威となるならば、いずれかの段階で対抗措置が取られるだろうというメッセージだ」とのべ、北朝鮮への公然たる軍事的威嚇をおこなった。

 米海軍第3艦隊は、9日、シンガポールに寄港していたカールビンソン空母打撃群を北朝鮮の近海にむけて北上させることを明らかにした。米国家安全保障会議(NSC)が在韓米軍への核兵器再配備を提案したとの報道がなされている。

 米国トランプ政権が、北朝鮮に対する軍事力行使を公然と選択肢とし、軍事的威嚇を強めていることは、きわめて危険な動きである。これに対して、北朝鮮がさらなる挑発行為で応じ、軍事対軍事の危険なエスカレーションが起こることを、強く憂慮する。

(2)
 重大なことは、安倍首相が、トランプ政権のこうした動きを手放しで歓迎する姿勢をとっていることである。

 安倍首相は、6日、トランプ大統領との電話会談で、「全ての選択肢がテーブルの上にある」との大統領の発言を「力強い発言」と歓迎した。

 また、安倍首相は、7日、トランプ政権によるシリア攻撃への支持を表明したうえで、「東アジアでも大量破壊兵器の脅威は深刻さを増しています」とあえて強調し、「国際秩序の維持と同盟国と世界の平和と安全に対するトランプ大統領の力強いコミットメントを日本は高く評価します」と表明した。

 米国のシリア攻撃への支持と一体に、「東アジアでの大量破壊兵器の脅威」=北朝鮮の核・ミサイル開発にあえて言及し、米国の対応を「高く評価」する。安倍首相のこの姿勢は、米国が北朝鮮に対して軍事力行使を選択肢とすることを容認、支持するものとして、きわめて重大である。それは、「武力による威嚇又は武力の行使は、国際紛争を解決する手段としては、永久にこれを放棄する」とした日本国憲法にてらして許されない。

(3)
 トランプ政権は、オバマ政権時代の「戦略的忍耐」といわれる、北朝鮮が非核化の意思を示さなければ交渉に応じないという従来の方針の破たんを認め、北朝鮮に対する「政策の変更」について検討を進めてきた。

 私は、この動きに注目するとともに、「問題は『政策の変更』の方向だ」と指摘し、「一部に先制攻撃などの軍事的選択肢が言われるが、これは絶対にとるべきではない」と強調し、「米国は、北朝鮮との外交交渉のなかで非核化を迫る方針をとるべきだ。そういう方向に向かうように、日本政府は働きかけるべきだ」との提唱を行った(2月19日、NHK「日曜討論」)。この方向こそ、いま強く求められていることを強調したい。

 米国のカーター前国防長官は、最近、米ABCテレビのインタビューで、「米国が北朝鮮を先制攻撃すれば、北朝鮮は韓国を攻撃するだろう。その戦争は、朝鮮戦争以来、見たこともないきわめて破壊的なものになるだろう」と強く警告している。米国が、北朝鮮に対し、シリアで行ったような先制的な軍事行動という選択肢をとった場合、韓国、日本を巻き込んで深刻な武力紛争に発展し、おびただしい犠牲が出ることは避けられない。地域と世界の平和の破壊につながる軍事力行使は、絶対に許されない。

 米国は、国際社会と協調して、経済制裁の厳格な実施・強化を行いながら、北朝鮮との外交交渉に踏み切り、外交交渉のなかで北朝鮮の核・ミサイル開発の手を縛り、それを放棄させるという選択肢こそとるべきである。
 安倍政権は、軍事力行使を選択肢とすることを歓迎する姿勢をただちにあらためるべきである。米国に対して軍事的選択肢をとるなときっぱり要求すべきである。北朝鮮問題の外交的解決の立場にたつよう、強く働きかけるべきである。



【ハンマーと北朝鮮 布施広の地球議  毎日3/25】

 東アジアを訪れたティラーソン米国務長官が北朝鮮に「全ての選択肢がある」とすごめば、北朝鮮は「どんな戦争にも対応できる」(朝鮮中央通信)と応じる。

 何ともきなくさい。少し冷静になって考えてみたい。

 「軍事力は力強いハンマーだが、直面する問題が常にクギだとは限らない」。米軍に伝わる言葉を私に教えてくれたのは、ヘンリー・シェルトン元統合参謀本部議長だ。

 2001年、米同時多発テロが起きた時の統参議長で、米軍制服組のトップ。私と会った02年8月には退任していて、軍服ではなくスーツ姿でコーヒーをいれてくれた。

 当時の同氏はブッシュ政権がイラク戦争に傾いていることを憂慮していた。心配は的中する。クギと思ってハンマーでたたいたら爆弾のスイッチ--。翌年からのイラク戦争はまさにそんな感じだった。

 それから15年、トランプ政権の軍事費増額を批判する120人余りの元軍人らの覚書にシェルトン氏の署名もあった。軍事優先で外交予算などを削れば紛争防止策が弱体化する。ハンマーばかり大きくしてどうするのか、という趣旨である。

 一般的にはその通りだ。では北朝鮮にはどう対応すればいいか。

 米韓は北朝鮮との戦闘に備え「OPLAN(作戦計画)5027」を2年ごとに更新してきた。「全ての選択肢」が、この計画を含むのは明らかだ。人ごとではない。有事には日本も当然、巻き込まれる。

 だが、思惑は同じではない。1994年の核危機でクリントン米大統領が金泳三韓国大統領に北朝鮮攻撃を提案した時、金氏は「何百万人が死ぬかもしれない」と反対した。

 この時、米国は精密誘導爆弾で北朝鮮の核施設を攻撃する方針だったらしく、ペリー元国防長官は02年、攻撃すれば北朝鮮の反撃で「米軍に数千人、韓国軍に数万人の死者」が出ただろうと米紙で述べている。

 犠牲者の予測に差があるが、北朝鮮が核兵器を持った今は韓国の「何百万人」の方が現実的だろう。

 ペリー氏は99年、段階的な米朝融和を提案したが、06年には米紙への寄稿で「必要なら北朝鮮攻撃を」と説いた。他方、94年の米朝合意の米首席代表、ガルーチ元国務次官補は24日の米紙上で、北朝鮮攻撃は必ず反撃を呼び、第2次朝鮮戦争につながりかねないと警告した。

 関係改善のシナリオを書いた人々も今は名案がないようだ。米国の20年来の対応は「失敗だった」とティラーソン長官は断じている。

 先制攻撃で北朝鮮の反撃を封じる自信があれば、米軍の武力行使もないとは言えない。だが、日韓や中国は必死に止めるだろう。一発でも自国に北朝鮮の核ミサイルが向かって来ればどうなるか--。

 ただ、「平和的解決」を連呼しても展望は開けまい。交渉するにもそれなりの覚悟が必要だ。その意味では、やはりきなくさいのである。(専門編集委員)


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