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南スーダン 自衛隊の月内帰還を。平和外交の本格化を

 内戦化の南スーダンからの撤退。犠牲も生まず、また平和外交で貢献できる立ち位置を失わなかったという点でも・・・最悪の事態は避けられそうだ。施設部隊の活動もままならない状態だろうし、5月末でなく、即時撤退すべき。
 政府軍、反政府軍が武器を手に入れる資金源や販売を規制すべき。特に「紛争資源」といわれるレアメタルなどの交易を遮断すべき。
同時に、難民を受けいれているスーダンなど周辺国への支援を。できること、本当にするべきことがたくさんある。
【<柳沢協二さんのウオッチ安保法制>治安理由 否定に矛盾 撤収判断なら月内帰還を 東京3/11】

【<柳沢協二さんのウオッチ安保法制>治安理由 否定に矛盾 撤収判断なら月内帰還を 東京3/11】

 隊員に犠牲が出ないうちに撤収を決めたのは良かったが、なぜここまで決められなかったのかが問題だ。政府は治安の悪化を理由とした撤収を否定するが、説明には矛盾がある。
 国連は昨年七月に発生した大規模な衝突をきっかけに、PKO部隊の増派を決めた。これは治安が悪いことの証明だ。治安がいいのなら、まだいくらでもやるべき仕事はある。政府が強調する工事実績も、部隊が工事を再開した昨年秋から、ほとんど増えていないのではないか。同じ理由で撤収するなら、昨年のうちにできたはずだ。
 撤収を決めた部隊の状況は、実は非常に不安定だ。一般論として言えば隊員の士気は下がり、相手に攻撃する気があれば、非常に危険な状態となる。残務処理に二カ月以上かけるのは部隊の安全にとってリスキーだ。撤収を判断したなら五月末と言わず、三月末に帰ってくるべきだ。
 昨年七月の衝突発生当時の現地部隊の日報から判断すれば、薄氷を踏む思いで活動していたはずだ。任務が全てうまくいったかのような政府の説明を聞くと、今回のPKO活動による教訓が今後に十分生かされるのか、不安を覚える。

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