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F35 100以上の重大欠陥(米国防総省報告)なのに、配備進む

  F35ステルス戦闘機の最新段階(ブロック3F)の試験機に関して、機体の耐性、オーバーヒート、ソフトの不具合など「重大な276項目の欠陥を特定した」が、最新バージョンで試みられた修正では、その半分以下しか対応されなかった。ソフトの開発遅延に伴い、9702試験項目〔当初より25%増〕の内、まだ5800項目を残しており、進捗率は41%しかないが、開発・試験が進むにあわせ、欠陥は毎月20件のペースで発見され続けており、今後、多くの欠陥が発見されるであろうことは疑いない。とのこと
本当に完成するのか、いつ完成するのか、コストはどこまで膨らむのか。大体、そんな未完成・欠陥がある機体を配備して大丈夫なのか。
【F35に276の重大欠陥  火災原因未解明で日本配備  米国防総省報告書 赤旗3/19】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-19/2017031901_01_1.html
【F-35、日本に配備された今も100件以上の欠陥を米国防総省が認識  1/19 excite・News】
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170119/Gizmodo_201701_f-35-has-problems.html
 「東京の郊外より」さんのブロクより
【F-35システム試験はまだ6割残置 [亡国のF-35] 1/13】
  F35ステルス戦闘機の最新段階(ブロック3F)の試験機に関して、機体の耐性、オーバーヒート、ソフトの不具合など「重大な276項目の欠陥を特定した」が、最新バージョンで試みられた修正では、その半分以下しか対応されなかった。ソフトの開発遅延に伴い、9702試験項目〔当初より25%増〕の内、まだ5800項目を残しており、進捗率は41%しかないが、開発・試験が進むにあわせ、欠陥は毎月20件のペースで発見され続けており、今後、多くの欠陥が発見されるであろうことは疑いない。とのこと
本当に完成するのか、いつ完成するのか、コストはどこまで膨らむのか。大体、そんな未完成・欠陥がある機体を配備して大丈夫なのか。
【F35に276の重大欠陥  火災原因未解明で日本配備  米国防総省報告書 赤旗3/19】
http://www.jcp.or.jp/akahata/aik16/2017-03-19/2017031901_01_1.html
【F-35、日本に配備された今も100件以上の欠陥を米国防総省が認識  1/19 excite・News】
http://www.excite.co.jp/News/it_g/20170119/Gizmodo_201701_f-35-has-problems.html
 「東京の郊外より」さんのブロクより
【F-35システム試験はまだ6割残置 [亡国のF-35] 1/13】
http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2017-01-13
  F35ステルス戦闘機の最新段階(ブロック3F)の試験機に関して、機体の耐性、オーバーヒート、ソフトの不具合など「重大な276項目の欠陥を特定した」が、最新バージョンで試みられた修正では、その半分以下しか対応されなかった。ソフトの開発遅延に伴い、9702試験項目〔当初より25%増〕の内、まだ5800項目を残しており、進捗率は41%しかないが、開発・試験が進むにあわせ、欠陥は毎月20件のペースで発見され続けており、今後、多くの欠陥が発見されるであろうことは疑いない。とのこと
 本当に完成するのか、いつ完成するのか、コストはどこまで膨らむのか。だいたい、そんな未完成・欠陥がある機体を配備すれば、危険がますだけ。
【F35に276の重大欠陥  火災原因未解明で日本配備  米国防総省報告書 赤旗3/19】
【F-35、日本に配備された今も100件以上の欠陥を米国防総省が認識  1/19 excite・News】
 「東京の郊外より」さんのブロクより
【F-35システム試験はまだ6割残置 [亡国のF-35] 1/13】


【F35に276の重大欠陥  火災原因未解明で日本配備  米国防総省報告書 赤旗3/19】

 米国防総省運用試験・評価局が1月に米議会に提出した最新の年次報告書で、米軍と自衛隊が次期主力戦闘機として配備を進めているF35ステルス戦闘機の最新段階(ブロック3F)の試験機に関して、「重大な276項目の欠陥を特定した」と明記していることが分かりました。

 実戦配備された前段階の機種についても、「欠陥が次の段階に引き継がれた」「非現実的な開発日程に合わせるため、(前段階からの)問題を残したまま配備された」としており、3月までに航空自衛隊に納入された4機(F35A)や、岩国基地(山口県)に配備された海兵隊機10機(F35B)にも重大な欠陥が含まれている可能性があります。

 また、防衛省は42機配備を目指していますが、今後、重大な欠陥を抱えたまま配備が進むか、欠陥改善に着手した場合は、配備が遅れるとともに、開発費用がかさんで取得費が高騰する危険があります。

 報告書は「F35の全面的な戦闘能力を伴う初期運用試験・評価は早くても2018年後半から19年前半になる。実際は20年以降になるだろう」と指摘しており、現状では「戦闘機」として役に立たないことを指摘。その背景として、F35の開発部門に、8月までに実戦配備に向けた段階の一つである「初期運用試験・評価」を行うよう「圧力」がかかり、必要な日程の短縮を迫られた結果、276の欠陥が残ったとしています。

 欠陥の主要例として、(1)垂直尾翼と機体のつなぎ目の疲労と緩みが頻繁に発生している(2)エンジン入り口の気流の温度が予想より高い(3)マッハ1・5で水平尾翼がオーバーヒートした―などを列挙。すでに配備されている機種が抱えている冷却系統の不具合も未解決のままです。

 また、昨年9月、10月に米国内で相次いで発生した機体発火についても、いまだに原因が特定されていないと指摘しています。

 F35は開発が遅れて費用が高騰し、米国では史上最も高額な戦闘機といわれています。空自機は1機あたり147億円(17年度予算案)です。



【F-35、日本に配備された今も100件以上の欠陥を米国防総省が認識  1/19 excite・News】

大丈夫なんでしょうか?
最近、日本の米軍基地にも配備された米国最新鋭の戦闘機F-35ですが、その開発・維持費は合計1兆ドル(約114兆円)以上になり、軍事史上最大の金食い虫と言われています。

さらに米国防総省の新たな報告書によれば、F−35には2019年の戦闘テストまでに修正しきれない欠陥が何百件もあるようです。この報告書は国防総省の年次報告書の一部なのですが、F-35がボロボロであることが淡々と書かれています。以下、太字は米Gizmodoによるものです。

米軍はブロック3F(訳注:F-35のバージョンのひとつ)の戦闘時性能に見られた276件の欠陥を「修正不可欠」とした。だが3FR6(訳注:「ブロック3F」の最新バージョン)で試みられた修正では、その重要な欠陥の半分以下しか対応されなかった。

ちなみに「ブロック3F」とはざっくりいうとF-35としての最終仕様、「3FR6」はその中でも一番最後のバージョンということです。つまりもう完成形であるはずなのに、まだ100件以上も欠陥が残っているんです。

さらに、今把握されている欠陥に加えて、これからもまだ問題が発見されると予想されています。報告書には、欠陥が一定のペースで発見され続けているとあります。
欠陥は毎月20件のペースで発見され続けており、初期運用試験・評価(IOT&E)の前またはその最中にさらに多くの欠陥が発見されるであろうことは疑いがない。

具体的な欠陥の中身はといえば、たとえば音速の壁を超えたときの飛行性能が「不快で容認できない」と表現されています。
それからオーバーヒートとか、サイバー攻撃に対する脆弱性の問題もあります。

国防総省はF-35の問題をこれだけ認めていながら、その焦点を今年8月に始まる初期運用試験・評価へと移そうとしているようです。開発段階でのテストはそこそこに、さっさと実地のテストを始めちゃおうってことみたいですが、そういうことすると問題がかえって長引きがちですよね。

この報告書ではまた、F-35のコストが膨張し続けている問題は簡単には解決できないことも認めているようです。

F-35開発計画の課題を列挙した部分には、次のような項目があります。
重要かつ明確に文書化された欠陥に関して;本計画ではこれらのうち数百件に関し、システム開発実証の中で適切に修正し、飛行テストで検証する予定はない。このような計画において開発後に未解決の欠陥があることは一般的だが、本計画ではF-35の性能と適合性に残る欠陥が累積的に及ぼす影響を、ブロック3Fの完成・配備の前に評価し、緩和しなくてはならない。

こんなありさまなので、ドナルド・トランプ次期大統領はF-35計画を厳しく批判しています。下のツイートでは「F-35計画とコストはコントロール不能だ。1月20日(訳注:トランプ大統領就任の日)以降、軍事(と、他のものも)の支出を何十億ドルもセーブできるだろう」と言ってます。

それでもF-35の開発を主に担っているロッキード・マーティンは、F-35計画が抱えるこうした問題を認めようとしていません。が、同社CEOのMarillyn Hewson氏は1月13日、コストを大幅に引き下げるような新たな契約を結ぶと一応言ってはいます。

ただコストはあくまで問題の一部に過ぎません。去年8月には米空軍がF-35が「戦闘準備完了」と宣言してたんですが、その1カ月後には離陸不可能と判断するというドタバタもありました。10月にも海兵隊のF-35が訓練中に火を吹く事故がありました。

ナウシカでいえば「腐ってやがる…早すぎたんだ」な段階のようにみえるのですが、今週日本の岩国米軍基地にいる海兵隊にもうF-35、配備されてしまいました。ちなみに米国外への配備は、これが初めてだそうです。さらに日本の自衛隊も、F-35をお買い上げしちゃってます。日本でも米国でも、巨神兵みたいにメルトダウンしたりしないことを祈るばかりです。

もと記事
【The F-35 Amazingly Has Even More Problems Than We Thought 1/17Michael Nunez】
http://gizmodo.com/the-f-35-amazingly-has-even-more-problems-than-we-thoug-1791285476



【F-35システム試験はまだ6割残置 [亡国のF-35] 1/13】

10日、米国防省のMichael Gilmore試験評価局長が、F-35の各種試験進捗状況に関する内容を含むレポートを議会に提出し、その中でソフトウェアのシステム試験が4割程度しか終了しておらず、また現在も試験項目が増加中であり、実戦的な作戦運用試験の開始が少なくとも現予定から16ヶ月遅れるだろうとの見方を示しました

F-35事業を担当するF-35計画室は現時点で同レポートに何もコメントしていませんが、これまでF-35計画室が試験評価局の指摘に反論しつつ、結局は試験評価室の見積もりや評価が正しかったことが大半です。

今回の初期作戦運用試験(IOT&E:initial operational test and evaluation)の開始時期についても、F-35計画室は数ヶ月遅れる可能性があるがまだ不確定と言い続けていましたが、試験評価室は継続して1年以上の遅れを指摘しており、評価室の正しさが今回も証明されるのは時間の問題でしょう

中でも問題は、F-35計画室が試験の遅れを批判されることを避けるため、リスクを承知で試験項目を削減して試験期間を短縮しようとしているとの指摘です。
このリスクは既に現実のものとなっており、先日はリスクを承知で不具合部品を使用したまま試験や訓練を継続した結果、海兵隊F-35が飛行中に火災を起こすことになったことが明らかになったところです

トランプ氏は11日の最初の記者会見でも、F-35の代替としてFA-18改良型を競わせることで価格低下を進める旨の冒頭発言を行っており、F-35計画室は開発の順調さをアピールしたい思いでいっぱいですが、「ソフトの塊」であるF-35のシステム試験は今後が山であり、先が見通せる状況にはありません。

米空軍協会web記事によれば
●Gilmore局長は同レポートで、2017年8月までに開始する予定となっている初期作戦運用試験(IOT&E)は、早くとも16ヶ月開始が遅れ、2018年12月から2019年当初の開始となるだろうと報告している
●同局長は、未だ対策が採られていないか、対策が不十分で遅れにつながっている16分野を指摘しており、その大部分が当面の完成版ソフトである「3F」ソフト開発に関係している

●同レポートは、「3F」ソフトがやっと最近になって試験に投入できる程度の完成度に至ったと表現し、今後の最大の課題は他の(関連サブソフトとの)全てのシステムとの融合試験であると指摘している
●またレポートは、初期に製造された機体は信頼性が低く、試験のペースに対応できていないと指摘し、また引き続き自動兵站情報システムALIS開発が遅れている点や、他のデータを流用して開発試験を省略する姿勢を後に続く試験のリスクにつながるものと批判している

●具体的には、F-35の3つのタイプに共通する試験である「mission systems試験」は、「3F」ソフトの開発遅延に伴い、9702試験項目の内、まだ5800項目を残している状態で、進捗率は41%である
●しかし試験項目は試験が進むにつれ増加しており、9702個は当初計画より25%増加した現時点での数字である


国防長官就任の承認を得るため、12日に上院軍事委員会で証言したMattis氏は、「トランプ氏がF-35計画を支えていないわけではない。価格を下げたいのだ」(Trump "has in no way shown a lack of support for the program. He just wants the best bang for the buck)と発言しており、FA-18改良版に乗り換える選択肢は無いのでしょうが、引き続き「亡国のF-35」であることに変わりありません

そんな中途半端な状態でも、F-35開発試験と製造の同時進行は「淡々と」行われており、11日には製造200機目の機体が訓練基地であるLuke空軍基地に到着したとの報道がありました。
なんと200機目は、航空自衛隊用の2番機らしいです・・・手戻り満載の機体です・・・ご愁傷様です。

海兵隊F-35の火災原因は
試験と訓練を急ぐあまり安全を犠牲にした結果・・
→http://holyland.blog.so-net.ne.jp/2016-12-22-1

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