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南スーダン「緊張と暴力、前例ないレベル」 国連調査団

 国連調査団の発表。乾季がはじまり、「子どもたちを兵士として徴用し、新たな戦闘に備えようとしている」「民族間の緊張と暴力が、全土で前例のないレベルに達している」と警告。


【南スーダン「緊張と暴力、前例ないレベル」 国連調査団 朝日12/1】

【南スーダン 戦闘に備え子どもたちを兵士に徴用 NHK12/1/16】

【南スーダン「緊張と暴力、前例ないレベル」 国連調査団 朝日12/1】

混乱が続く南スーダンを視察した国連人権専門家調査団のメンバーは11月30日、首都ジュバで報道陣の取材に応じ、政府軍と反政府勢力の双方が子どもを含めた民間人らを戦闘員として強制的に動員し、「次の戦闘の準備をしている」と指摘。「民族間の緊張と暴力が、全土で前例のないレベルに達している」と警告した。地元メディアが伝えた。

 調査団は10日間、同国内を視察。乾期が始まって移動が容易になることから、戦闘の激化が予測されるとした上で、「(視察中に)報復を求める声を繰り返し耳にした。南スーダン人としての一体感は崩壊しており、民族意識が渦巻いている」と語った。

 ジュバではここ数日、戦闘が再開されるのではないかとのうわさが市民の間で流れ、空港や政府庁舎、国連施設周辺を政府軍兵士らが厳重に警備するなど緊張した雰囲気に包まれている。国連宿営地に隣接する国内避難民保護区では、戦闘の再発を恐れ、国外施設への移送を求める避難民が増えている。

 南スーダンでは陸上自衛隊が国連平和維持活動(PKO)に参加。安全保障関連法に基づいて新たに付与された「駆けつけ警護」は、今月12日から実施可能になる。(ジュバ=三浦英之)

【南スーダン 戦闘に備え子どもたちを兵士に徴用 NHK12/1/16】

政府軍と反政府勢力の間で武力衝突が続いているアフリカの南スーダンの人権状況について、現地調査を行った国連の専門家が会見を行い、政府軍、反政府勢力の双方が多くの子どもたちを兵士として徴用し、今後の戦闘に備えているとして、重大な懸念を示しました。

南スーダンでは、ことし7月、首都ジュバで、政府軍と反政府勢力の戦闘が再燃し、民間人を含めて多くの死傷者が出ました。

ジュバ市内では、その後、戦闘が収まっているものの、ほかの地域では、各地で武力衝突が続いています。

こうした状況を受け、国連の専門家のグループは、南スーダンの人権状況について10日間にわたり現地で調査を行い、先月30日、ジュバで記者会見を行いました。

 この中で国連の専門家は、「すべての武装勢力が子どもたちを兵士として徴用し、新たな戦闘に備えようとしている」と述べ、政府軍、反政府勢力の双方が多くの子どもたちを徴用し、今後の戦闘に備えているとして重大な懸念を示しました。

 また、この専門家は、「南スーダン全体で、かつてないレベルで民族間の緊張が高まり、暴力が広がっている」として、南スーダンでは、今後、武力衝突が各地でより激しくなり、人権状況のさらなる悪化が懸念されると指摘しました。

 南スーダンでは、日本の陸上自衛隊も首都ジュバを拠点にPKO活動に参加し、「駆け付け警護」など新たな任務を付与された部隊の先発隊がすでに現地に到着しています。

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