監視社会~ スノーデンの警告 「僕は日本を本気で心配しています」
2013年6月にアメリカ政府の監視システムを告発したエドワード・スノーデン氏。ところが、その告発に、日本のメデイアは危機感を欠き、特定秘密保護法が成立した。監視社会への危機感から、同氏へのインダビューを実施した著者のレポート。
“71年前の敗戦時、多くの日本人が政府と報道機関が実は何年も前から嘘ばかりついてきたことを初めて知った。世界を知らず、世界から孤立し、聞こえのよいニュースに期待をかけたまま、家族を、友人を、すべてを失った。が、政府も報道機関も生き延びた。 ツケを払わされるのは結局、悲しいまでに個人、私たち一人ひとりだ。大量監視システムは「監視されても構わない」と思う人たちでさえ、執拗に追い回し、いつでも「危険人物」に変えうることを、スノーデンは日本に警告した。日本人が自分たちは関係ない、と思わされている間に。”と警告する。
【スノーデンの警告「僕は日本を本気で心配しています」 現代ビジネス 8/22 文/小笠原みどり(ジャーナリスト) 】
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