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燃費偽装 メーカーの「言い値」を認めてきた政府の責任

 今回の問題。三菱自動車の体質もあるだろうが、「走行抵抗」という要になるデータについて、メーカーの「自己申告」に任せていたこと自体が大問題。他社でも発覚したら日本の自動車産興全体が海外からも問われることになりかねない。
 政府は、被害者のような顔をしているが、政府も責任も厳しく問われるべきである。
 一流というメーカーの不祥事や衰退… 、人を大切にしない経営を後押しし、減税、規制緩和など目先の利益にとらわれた異常な大企業べったりの政治が根底にある。
【燃費偽装はなぜ通った? 三菱自の「言い値」を国は丸のみ 東京4/22】
【三菱自動車不正の温床に国交省のずさん審査、他社に波及も?ダイヤモンド】

【燃費偽装はなぜ通った? 三菱自の「言い値」を国は丸のみ 東京4/22】

 三菱自動車が軽乗用車の燃費性能を偽装していた問題は、国土交通省の燃費試験で見抜くことができなかった。なぜ見抜けなかったのか。(妹尾聡太、伊藤弘喜)

 Q 各自動車メーカーが宣伝する燃費はどう測っているの?

 A 国交省所管の独立行政法人の交通安全環境研究所(東京都調布市)が、各メーカーが実施した走行試験で得たデータを活用して測っている。三菱自動車は燃費が良くなるように都合よくデータを編集したようだ。そのデータをとる時の走行試験の方法も国の基準と異なっていた。三菱自はデータの出し方などについて「法令違反の可能性がある」と認めている。

 Q 計測の仕方は?

 A 交通安全環境研究所がローラーが付いた機械に車を乗せ、タイヤを回しながら、ガソリン一リットル当たりの走行距離を測定している。屋内で測るが、渋滞時や高速走行時の状態を再現するためにローラーの回りやすさに強弱を付けている。その時、タイヤが転がる際の抵抗や空気抵抗など「走行抵抗」と呼ばれる数値は車種ごとに異なる。各メーカーは自社の責任で集めたデータを基に走行抵抗値を算出している。

 Q なぜ、国は不正を見抜けなかったの?

 A 国交省は、大手メーカーが不正をするはずはないという「性善説」を前提にしており、申請された走行抵抗値をそのまま機械に入力していた。数値を確認する手順はなく、「言い値」をうのみにしていた。三菱自の不正は、そうした国とメーカーとの信頼関係の隙を突いた。同省は、再発防止策を検討している。

 Q この問題は昨年十一月、軽自動車事業で協力する日産自動車が三菱自に指摘した。公表まで時間がかかったのはなぜ。

 A 日産が合同調査を申し入れたのは十二月で、日産との調査開始は今年二月。現場が主体で行い、社長に報告したのは、不正があったと断定し三菱自が内部調査を始めた四月。三菱自は「原因が分からない状態では報告できなかった」と釈明している。

 Q 誰が不正に関わったの?

 A 内部調査で性能実験部の元部長が「私が指示した」と話したという。走行試験は三~四人で行うため、元部長以外も関与した可能性がある。


【三菱自動車不正の温床に国交省のずさん審査、他社に波及も?ダイヤモンド】より

■会見で明らかになった 燃費不正以外の驚くべき事実

 しかし、この問題は三菱自だけにとどまらない。会見では不正以外にも驚くべきことが明らかになった。
 それは、クルマの許認可に関する権限を持つ国土交通省の審査があまりにもずさんだったということだ。前述のように、クルマの走行抵抗は燃費を大きく左右する、極めて重要な要素だ。その数値を国交省は、なんと自ら審査することなく、自動車メーカーからの自己申告に任せていたというのである。
「明らかになった」という言い方は、実は正しくない。
 これまでも、燃費・排出ガス審査のためのフォーマットであるJC08モードのやり方について細かく取材していれば、走行抵抗が自己申告であることを知ることはできたであろう。だが、筆者はじめ多くの記者は、クルマのハードウェアを持ち込んだら、後の燃費審査は走行抵抗の計測を含め、すべて国交省が厳格に管理しているものだと思い込んでいた。
 まさか燃費を左右する重要なファクターをメーカー任せにしているとは思いもよらなかったのだ。

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