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伊方1号機廃炉  世論の力、第二歩目の成果、

 1号機の設計許可は72年、当時の耐震強度は300ガル、格納容器は平均的な4気圧に耐える構造の6割、条機発生機を支持する視点の少なさ、ケーブルが難燃性でない、など・・・圧力容器の脆性劣化もふくめ、とても手抜きの「新規制基準」に対しても手当てできる代物ではない。経済的な判断であろう。
 ただし関電が高浜原発の40年超の運転に固執している状況をかんがえれば、廃炉を決断させた政治的意味は大きいし、それは住民の運動の成果。昨年10月の3号機の再稼働同意にあたって、高知県も「脱原発の方向性がしめされていない」と不満を表明していた。そうした圧力があったのは事実。
 再稼働をここまでストップさせたことに続き、第二歩目の成果、と受け止めたい。

 一方、今の時期というのは、いよいよ3号機の再稼働が目前に迫っている時期である。対策にカネのかかる1号機はあきらめて、3号機を動かす環境を整備したい、という思惑がこの時期の発表になったと見るのが妥当なところ。

 廃炉というが、四電は、廃炉(最終的に更地にする)で出てくる低レベルや高レベルの廃棄物を処分する土地を確保していない。そのまま放置することになるのだろうか。

 2号炉も、難燃ケーブルや蒸気発生器の支点の改良はあるが、ほぼ同じ。経済性でいえば、廃炉が当然。
政治的な影響をみているのだと思う。

 安全対策、避難対策、電力需給問題・・・1つ1つを、丁寧に詰めていき、「原発しかたがない」と思っている人々にも届く、逃れられない状況をつくることが重要と思っている。

以下は、3.11後に、議会論戦の資料として整理した一部。


◆評価しなおす度に、「頑丈」になっていく不思議
 1号機の設置許可は1972年、2号機は77年。耐震指針ができたのが81年。1、2号機の建設時にはまだ指針がなく、設計地震動200ガルで建設している(耐震強度は、その1.5倍300ガル)。
 しかし、耐震化の補強工事もしていないのに(圧力容器、格納容器、蒸気発生装置など本体をつくりなおすしかなく、不可能だから)、見直しのたびに473ガル、570ガルまで大丈夫と「頑丈」になる不思議な事態が発生している。

◆1号機、2号機の原子炉格納器の耐圧設計の低さ
 福島原発では、「閉じ込める」対策として重要な役割をなっている格納容器が破損し、汚染水が大量に漏れ出した。
 原子力安全基盤機構のHPでは「原子炉格納容器は高温、高圧の1次冷却材を含む1次冷却系の設備をすべて内包しています。万一の事故時には、この高温、高圧の1次冷却材が格納容器内へ短時間に流出して水蒸気となり、格納容器内の圧力が上昇します。それでも格納容器は破損しないように設計されていますので、非常に大きな構造物(直径約40m、高さ約60~80m、耐圧約4気圧)となっています。」と説明している。
ところが、伊方2号機の「設計概要図 許可申請書」では、格納容器の耐圧設計は2.45気圧と、6割しかない。(ジャーナリス・三宅正久氏のレポートより、)


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