高浜原発仮処分取り消し 論理矛盾、事故容認の不当判決 弁護団声明
脱原発弁護団全国連絡会の声明。
判決は、「マグニチュード7を超えるものが起こる可能性を完全に否定することはできない」「燃料体等の損傷ないし溶融に至るような過酷事故が起こる可能性を全く否定するものではない」としながら、新基準を合理的としたことは、「原発周辺住民が事故によって被害を受けることを容認している」・・・不当判決である。
なお、規制基準の問題点について、元ゼネラル・エレクトリック社技術者の佐藤暁さんの意見書〔伊方原発訴訟〕が、アメリカ等との規制に比べて如何に貧弱か、説明している。
こうした事実にも、目を背ける司法。「基準が守られているから安全」という、福島原発事故前の論理とまったく同じ、にらも学んでいない。
【福井地裁高浜原発異議決定を受けての弁護団声明 12/24】
【意見書 佐藤暁 2014年6月20日】
Recent Comments