原発ゼロのもと、CO2排出量、減少に転じる
原発ゼロの中、省エネ、再生エネの進展で、5年振りの減少した。
・温室効果ガス排出量 13億6500万トンCO2であり、13年度比3%減(1990年比7.5%増)
~過去最大の排出量 2007年度14億1200万トン。同年の原発利用率は60.7%
・ 国内の発電電力量 9101億kWh、2000年以降最小。
政府の長期エネルギー需給見通し(エネルギーミックス) 2030年度9808億kWhは明らかに過大
また、資源エネルギー庁の発表では・・・
・ エネルギー消費に起因するCO2排出量 2013度比3.6%減
・2014年度の最終エネルギー消費 2013年度比2.7%減1万3638PJ(ぺタジュール)。4年連続で減少
企業・事業所他部門2.1%減、家庭部門4.1%減、運輸部門3.3%減
・一次エネルギーの国内供給 2013年度比3.8%減
石油1.4%ポイント減、天然ガス1.1%ポイント増、再生エネ0.6%ポイント増
~ 電力自由化を前に、低価格で発電できる石炭発電所の建設計画が進んでいる。原発ゼロのもと、老朽火力の手当ては避けられず、LNGコンバインドサイクル発電設備への転換も重要な課題である。
【2009年以降増え続けた温室効果ガス排出量、減少へ転じる
~「原発を使わず省エネ・再エネで排出削減」という新たなトレンドの加速化が必要~気候ネットワーク11/26】
【日本のエネルギー消費は2.7%減少、脱化石燃料が進み5年振りにCO2も削減 ,スマートジャパン11/12】
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