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伊方再稼働  「老朽火力・・・停電への危険性」考

 「再稼働の必要性について」の説明 ・・・・ 「10機の火力発電のうち8機が建設40年を経過したもの。昨冬の最大発電は、12月17日。3日後の20日に2機の火力発電が故障で停止。もし最大需要日に故障が重なっていたら停電の危険性があった」というもの。
 これは、無視できない。きちんと検証しておく必要がある。
〔最大電力では夏場の方が高いが、太陽光発電がピーク時に力を発揮する夏場(8月、四電管内80万kW)より、朝夕がピークとなる冬場の方が、条件が厳しいのではないか、と思う。実際2010年1月510万kW、2012年2月522万kW、2014年12月503万kW。と冬場のピークはあまり変化がない。そこで昨冬12月分で検討する〕

☆昨年12月の最大電力  503万kW。うち火力は344万kW、他社受電が119万kW〔電力調査統計〕
〔四電火力の設備能力379万kW 余裕は35万kWしかない  〕

しかし、以下の点で、より詳しい説明責任があるのではないか。

〔1〕他社受電 119万kWの評価

①他の月、前年と比べても低い ~ 需要が大きくなる月であるのに、判断ミスではないか。(最大需要を予測し、供給をコントロールする。よって供給力は、「最大能力」ではない)

・15年02月  484万kW 他社受電162万kW
・14年12月  503万kW 他社受電119万
(14年度の他社受電で4月、6月に続き3番目の低さ。最高は9月165kW )

・14年02月  487万kW 他社受電138万
・13年12月  463万kW 他社受電156万

~もし160万kW確保していたら、+40万kWの余裕
〔参考 3.11以後、冬場最高 12年2月522万kW うち火力339万kW、他社受電145万kW〕

②他社の余裕はどうか
・卸・特定供給の状況・・・電源開発 火力210万kW、住友共同電力〔火力58万〕、土佐発電16.7万kW 

(10月19日に電源開発の橘湾火力発電所2 号機(105 万kW)が、不具合が発生し発電停止している。復旧未定・・・こうした事例も無視はできない)

・自家発電からの供給〔実績として帝人、大王製紙〕


【四国電力  管内自己発電  13年3月】

・他電力会社からの融通の可能性 
〔14年12月 最大電力時の火力発電量/火力設備能力〕
   関西1567万/1944万kW 377万
  中国 706万/ 780万kW    74万

~地域間連系設備の運用容量   四国⇔関西 140万kW
                       四国⇔中国 120万kW

【参考・活用例】 
 「本日の応援融通受電について 2015年9月26日」
 本日(9月26日)の四国電力区域の需要は、気温の上昇など気候の影響により、当社の想定を上回っております。
 この結果、自他社火力発電所の増出力運転などの供給力対策を実施しても、厳しい需給状況になると想定されたことから、本日16時30分、当社は電力広域的運営推進機関から四国電力区域の需給状況改善のため、17時30分~22時まで、中国電力より最大50万kWの電気の供給を受ける指示を受け、同社から応援融通を受電しておりますのでお知らせいたします。
 

〔2〕本川揚水発電 61.5万kW
ピーク対応、他の発電所停止時のバックアップ用。満水時にはフル出力で約10 時間発電

〔3〕ピーク時対策  「節電の呼びかけ」「自家発電の活用」
503万キロは17-18時。それに次ぐのは・・・  9時482kW、16時478万kW、17時485万kW

 ●時間ごとの電力需要〔四電HPより〕
2014/12/17 0:00 365
2014/12/17 1:00 373
2014/12/17 2:00 389
2014/12/17 3:00 393
2014/12/17 4:00 389
2014/12/17 5:00 381
2014/12/17 6:00 398
2014/12/17 7:00 419
2014/12/17 8:00 469
2014/12/17 9:00 482
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2014/12/17 11:00 468
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2014/12/17 14:00 460
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2014/12/17 16:00 478
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2014/12/17 18:00 503
2014/12/17 19:00 485
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★政治が「原発ゼロ」を決断して対策をすすめ、国民に協力を呼びかければ、上記のような「停電の危険性」は避けられるのではないか、と思う。

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