4月の家計支出1・3%減 昨年の増税直後下回る
13カ月連続のマイナスで、市場予想(3%程度のプラス)を大きく下回った。
■総務省の家計調査(二人以上の世帯)
・消費支出は,1世帯当たり 300,480円
前年同月比 実質1.3%の減少 名目0.5%の減少
・消費支出(除く住居等※)は,1世帯当たり 257,004円
前年同月比 実質1.4%の増加 名目2.2%の増加
・勤労者世帯の実収入は,1世帯当たり 476,880円
前年同月比 実質2.0%の増加 名目2.8%の増加
・消費支出(除く住居等※)「増」 → 2010年100として、94.6。 昨年8月以降で最低のポイント
・勤労世帯の実収入「増」 → -7.1であった2014年4月との比較
世帯主収入14ヶ月連続減。配偶者の収入 4ヶ月ぶりに増。他の世帯員収入 3ヶ月連続増
【家 計 調 査 報 告 -平成27年(2015年)4月分速報-】
【4月の家計支出1・3%減 昨年の増税直後下回る 共同5/29】
どんなに実態が悪くとも、景気低迷の要因を「デフレマインド」という心の問題と捉える安倍政権と黒田日銀総裁がら「強気のポーズ」で「マインド」に働きかける大本営発表を繰り返すしかない。その唯一の「根拠」が株価。事実上の日銀引き明け、公的資金の投入となりふり構わぬやりかたで「株高」を演出する。
経済分野でも戦前の反省なし
【4月の家計支出1・3%減 昨年の増税直後下回る 5/29】総務省が29日発表した4月の2人以上世帯の家計調査によると、1世帯当たりの消費支出は30万480円で、物価変動を除いた実質で前年同月比1・3%減となった。消費税増税が実施された昨年4月以降、13カ月連続のマイナスで、市場予想(3%程度のプラス)を大きく下回った。
増税直後の昨年4月は駆け込み需要の反動で消費支出が落ち込んだが、ことし4月はその水準をさらに下回り、個人消費の低迷が長引いていることが裏付けられた。
4月は天候不順やサービス関連の消費不振も響き、支出が減少した。支出の内訳では、リフォームを含む「住居」が20・6%減と大幅に落ち込んだ。
(共同)
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