追い詰められ公明が反共デマ 高知市
県議選で、安倍暴走政治へ県民の怒りから大きく票をへらした公明党が、市議選でも市民犠牲に加担してきたなど論戦でおいつめられた結果、ウソ、デマで日本共産党攻撃を言い出した。
論戦が効いている証拠! 痛快! 攻勢的な取り組みで、共産党の議席増で回答出したい。
Y市議の演説 15分の演説のうち半分が反共デマ
・「公明党は、8年前から市長・教育委員会と協力して700万円の予算をついて中学校給食を実現しようとした。共産党は学校給食を作ったというポスターをはっているが、署名を集めたにもかかわらず中学校給食の予算に唯一反対した」
・「日本共産党は憲法9条を守れとポスターを貼ってあるが、日本国憲法を認めていない。憲法を認めていない共産党が9条守れ、というのはごまかしだ。」
とし、「耳障りのいいことをいっているが、国民、市民、県民のためという考えが、ひたすら無い」というなもの。
最後の言葉は、そっくり「公明党」にお返しする。
以下、事実関係などメモ 。なお、市政ニュースでほとんど解明している。
【給食問題】
◆自民党市議も「共産党市議団がいなかったら実現しなかったかもしれない。敬意を表する」(今年3月議会質問)
といわざるを得ない明確な役割を発揮。
2011年秋の市長選で争点として持ち出し、それ以降、11回の質問(必要性とともに、「実施できる財政にない」というゴマカシを打ち破った論戦。「遅れている学校耐震化を優先する」に、夏休み以外にも分散して工事している他県の例を示して改善させた論戦など・・)、そして市民と集めた署名運動の結果である。
◆公明党は、昨年末の実施表明までの間 49回の質問機会がありなが(20113月-14年9月)の 中学校給食の質問はたった一回
2年前の13年3月、それも「給食費未納問題」がメインで、その最後に
「本市での中学校給食は6校において完全給食が行われ,13校で弁当販売が行われております。 心と体を健全に育て上げる重要な時期の中学生に対する中学校給食の必要性について,教育長の御所見をお伺いいたします。」
と聞いただけなんですけど・・・。
【予算問題】
◆予算は一括して提案されるので、市民の願いを反映したものもあるが、その全体像で判断するのは常識。
◆高知市のこの間の予算は、 国保や下水道料金値上げなど市民犠牲をおしつけて、計画以上に166億円(年33億円)もの財政「改善」をさせた「暮らしに冷たい」予算。だから共産党は「唯一」反対してきた。
この市民犠牲に公明党は、賛成してきた。
◆そもそもこの財政危機をつくったのは、公明党ら与党会派。
それは地元紙も指摘している事実
・07市議選総括記事 “市民感覚に疑問符”として「こうした与党勢力(新風クラブ、市民クラブ、公明党)が仕切ってきた市議会が、市政の財政危機につながった前市政の過大投資を許してきた責任は重い」
・09/3 財政危機に関して、議会に対し「チェック機能を果たせなかった」「執行部だけの責任ではない」
◆日本共産党は、過大な投資に反対するとともに、財政再建にあたっては、高知市の財政は効率的(人的経費で中核市平均より年33億円も少ない)であり、借金返済のピークが過ぎれば急速に改善する、と市民負担増に反対してきた。
「財政再建プランを、借金返済のピーク時までの5年に設定せず、10年にすれば、何の問題もない」と提案した。
【共産党の役割】
・過大な投資や市民犠牲、なんでも賛成のオール与党の勢力では、市民の暮らしは守れない。
・こんな市政、市議会の中でも、共産党は、市民と力をあわせ悪政ストップ、市民要求の実現と、一歩でも二歩でも前進させる暮らしの防波堤の役割を発揮してきた。
→ 中学校給食、保育料軽減、住宅リフォーム、国保への一般財源繰り入れ などなど
→ 「改善」した財源は、「暮らしの応援に使え」と提案。
( 将来負担の改善は5年で663億円で、4割も削減した。年132億円。ペースを半分にすれば66億円の「暮らしを守る」予算が出てくる。)
【憲法問題】
・日本共産党 綱領 「現行憲法の前文をふくむ全条項をまもり、とくに平和的民主的諸条項の完全実施をめざす。」
・戦争立法、暴走政治への批判がこたえているのだろう。
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