高知市・過去最高の議席占有率。後半戦14名全員当選
高知市議選(定数34)6から7議席へ。過去最高の議席占有率。得票1065、率で3.22%伸ばし20.02㌫。党派別で単独第一党になった。
はた愛さん3729票のトップで4選。議席復活の迫さん、新人の浜口さんが3千票の大台を超えた。
県議選高知市区(定数15)で、つかじさちさんトップでの4議席確保に続く勝利。公明党は県議選に続き、市議選でも減票(947票)した。
(今朝、市役所前で、県議、市議、春名参院比例候補による宣伝)
宿毛市で新人山岡力に交代成功、奈半利町1、田野町2、土佐町1、黒潮町1、大川村1(無投票)確保で14人全員当選。後半戦の全員当選は史上初。さらに自力をつけ、空白克服、複数立候補と挑戦していきたい。
●低投票率について
「誰に入れても同じ」とか、あきらめ気分があるのだろう。 我々ももっと頑張らないといけない。が、市政にかかわる重大な解明し、宣伝してきた。それが今回の躍進の力にもなった。
・財政再建計画が4年目の段階で190億円、5年目で166億円も計画以上に改善していること。
・改善ペースは、5年間で663億円。年132億円とのハイペース。急速な改善は「世代間負担の公平」という行政論から問題がある。
・高知市はもともと人的経費が低く、公債費のピークをすぎれば急速に改善する。それにもかかわらず、合併前より200人も削減する行過ぎた削減で、業務に支障がでている。また市民犠牲をおしつけた。
→ 13年度の避難道の予算が執行できない事態の報道では「技術職不足」をあげられた。市の新しい職員適正化計画で、不足していることを認めた報道もあった。
・国保会計に、厚労省も繰り入れるべきとしている一般会計からの繰り入れを12年間で58億円もサボってきたこと。
・新庁舎の震災時の職員参集計画。夜間・長期浸水では「ほぼ機能マヒ」におちいること。
などなど
・また、包括外部監査では、「アウトソーシングすることが目的化している」、「委託業務が漫然とおこなわれている」とか、「監査の指摘が生かされていない」ことが何度もとりあげられるなど、われわれも取り上げてきた重大な指摘もある
同時に、こうした市政の肝になる問題について、ほとんど報道されてないという印象がある。ここはメディアさんも頑張ってもらいたい。
また、公報を見ればわかるが、ほとんどの候補者が「防災」「子育て支援」「地域活性化」「高齢者福祉」など抽象的なことして言っておらず、どこに違いがあるかわからない。行動で判断しようにも、市議会は、いまだに個人毎の賛否が公表されていないので判断材料もない(知られたくない人がいるのだろう)。議会改革も課題である。
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