志位さんむかえ会場一杯の1500名 県政で「自共対決」が鮮明
志位委員長を迎えての演説会。雨の中、会場いっぱいの1500名が参加。
さっそく志位さんがツイートとしています。
「高知で訴え。会場いっぱいの熱気に感激しました。高知県議会は第一党が自民党。第二党が共産党。TPP、小人数学級、米軍機の低空飛行訓練等、あらゆる問題で「自共対決」が鮮明です。「共産党躍進は土佐の山間より出ず」となるようご支援を! 」
県政の対決点で語ったのは4点。少し解説入れて紹介すると・・
①TPP
・共産党提案で2度の「即時交渉撤退」の意見書を全会一致で可決。
・これを受け、知事は「重要5項目など国益が守れない場合は、交渉から脱退を」と政府に要望
・が、この2月議会で、自民党は「交渉からの撤退」を抜きにした意見書を提案。共産党提案の「撤退」求める意見書に賛同せず。
・この大事な局面で、県民の願いを貫けない自民党
~ 共産党の前進で、県民の願いを反映できる議会に。
②少人数学級
・県民の運動、共産党の論戦で、県は、小学4年までと、中学1年で少人数学級を実施。
・昨年、財務省が「40人学級の復活」を主張した時に、共産党の批判する質問に、知事も「乱暴な議論」「クラスの人数は減らす方向にすすむべき」と答弁
・それなのに、「少人数学級の維持・拡充」を求める意見書を自民、公明が反対し葬る
・この通常国会で、共産党の質問に安倍首相も「35人学級を促進する」と答弁。国民、県民の願いと大きく乖離しているのが高知の自民党。
~ 県政の前進の努力に足を引っ張る自公勢力
③低空飛行訓練
・2度の墜落事故を経験した高知。知事も、県民の安全、ドクターヘリ、防災ヘリの運航を脅かす低空飛行訓練の中止を、と政府に再三にわたり要望
・共産党の提案にこたえ、目撃情報の収集体制、騒音測定機の設置など努力
・が、自民党はこの間、「訓練中止」をもとめる意見書をことごとく否決
・低空飛行の動画がインターネットにアップされ全国的に反響をよぶ。知事「子どもが泣き叫ぶような訓練はやめてほしい」と発言。共産党は、動画と現地調査による分析から「頭上200メートルを通過」と記者会見で発表。
そうしたなか、追いつめられて自民党が、今議会で、中止の意見書にしぶしぶ賛同することに。
~ 県民の声で、政治を前にすすめる共産党を大きく。
④歴史修正主義と対決
・自民党が、河野談話を葬りさる意見書決議を強行
・自民の理由は、「朝日新聞」の記事をもとにしたもの、という政府も否定する内容の意見書
・共産党は質疑をかけ、論拠を徹底に粉砕。
~ 歴史の逆流に対し、正面から対決する政党の存在が不可欠
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