14年度GDP 5年ぶりマイナス成長~「この道に先はない」
実質収入、消費支出の前年比割が続いているのだから当然の結果。
傑作なのは「15年度は原油価格の下落で企業や家計の負担が軽減される効果などを勘案し、1・5%前後のプラス成長になると見込んでいる」という説明。
つまりアベノミクスの円安誘導による燃料・原材料費高騰がマイナスをもたらしたと、説明しているのと同じ。「インフレ予測で消費に走り、経済拡大」というリフレ派の「戯言」も自ら証明。
やっていることは、格差拡大の「反・成長戦略」。
【14年度GDP、マイナス成長へ 5年ぶり、政府の経済見通し 共同1/7】
【したたり落ちているのは「99%」の悔し涙~ OECD「トリクルダウン」否定 2014/12】
【14年度GDP、マイナス成長へ 5年ぶり、政府の経済見通し 共同1/7】政府は7日、近く決定する経済見通しで、2014年度の実質国内総生産(GDP)成長率予測を、前年度比で小幅のマイナスとする方針を固めた。マイナス成長はリーマン・ショック後の09年度以来、5年ぶり。消費税増税や円安による物価上昇で個人消費が低迷していることが主因で、昨年7月時点の予測(1・2%のプラス成長)から下方修正。マイナス幅は1%未満とする方向だ。
一方、15年度は原油価格の下落で企業や家計の負担が軽減される効果などを勘案し、1・5%前後のプラス成長になると見込んでいる。
経済見通しは税収の見積もりなどに活用しており、政府は12日にも閣議了解する。
(共同)
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