オスプレイ 離陸後、芝に放水・消火作業 ~防災訓練
巨体を、小さなローターを強力なエンジンまわして、巨体を持ち上げるゆえに、強烈な下降気流とナセルからの高温の熱風が吹き出す。
和歌山県の訓練では、着陸場所の芝を刈り、離陸後は放水してし消火作業を実施。芝は焼けこげていた。どこでも降りられる機体ではない。
【「オスプレイ」 潮岬の芝生を焼く 低空飛行解析センター 10/20】
■離陸
・値段が高価・・・年3-4機購入すれば、他のヘリ予算がなくなる。大型ヘリは、価格は半分で輸送能力にはるかに大きい。オスプレイでは車両が運べない。
・瓦礫が散乱するような災害現場では使用が限られる。
・着陸時の機動性が低い 失速を防ぐために通常のヘリの三倍時間がかかる。機体の構造上、威力制圧しながらの着陸も不可能。前線で活動できない。米陸軍は、そのために不採用とした。
~ ヘリより早く、飛行機にはできない垂直離着陸できる=飛行機より遅く、ヘリほど機動性がない という機体である。
限られた予算の中で、どういう必要性に対し、総合的な運用方針を立てて、調達計画を建てる・・・この基本がまったくないないのに、さっさと購入を決めているのが最も問題。
【「オスプレイ」 潮岬の芝生を焼く 低空飛行解析センター 10/20】より引用
「オスプレイ」離陸後、芝生に放水、消火作業が行われました。焼けこげていました。
動画を撮影した下村雅洋さんは、「オスプレイが去った後、消防隊が放水して消火しました。防災にオスプレイはじゃまだと思いました。草刈りをして、消防隊が待機し、去った後は消火が不可欠。はたして災害時に必要でしょうか? 自衛隊の普通のヘリで十分間に合うのではないでしょうか?オスプレイは救援活動にはむしろじゃま。災害時にオスプレイのサポートしている暇はないと思います」と話しています。
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