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沖縄米海兵隊の戦闘部隊はわずか800人 「抑止力」とは無関係

  ダイヤモンドオンラインの田岡俊次氏の記事より

・実際の戦闘部隊は、第31海兵遠征隊〔2100人〕だけ
 歩兵1個大隊〔800人〕、砲6門、各種の装甲車計21輌、攻撃機6機、攻撃へり4機 
~  実際の重要任務は、海外での戦乱、暴動、天災などの際に在留米国人を救出すること。

・米国の抑止力~ 約4700発の核弾頭(廃棄待ちが他に約3000発)、絶対的な優勢を持つ米海軍、圧倒的な米航空戦力  によるもの。
 ~ 海兵隊の小部隊が沖縄にいてもいなくても抑止力に変化はない。

・「抑止力ではない」というのは米公文書でも明らかになっている。日本海側にあれだけ原発をならべ、しかも今後も維持する意向なのだから、安全保障の強化が聞いてあきれる。

【沖縄米海兵隊の戦闘部隊はわずか800人 「抑止力として必要」論の誤りを突く  田岡俊次11/27】

【「在沖海兵隊=抑止力」のウソ 米公文書で判明2013/11】

■沖縄海兵隊の実態

・2013年末 米海兵隊員1万5900人余

 うち約3200人は岩国(山口県)第12海兵航空群、富士演習場などに勤務/沖縄 1万2700人程度

・沖縄 「第3海兵遠征軍司令部」
 「第3海兵師団」「第1海兵航空団」「第3海兵兵站群」などから編成

・うち実際の戦闘部隊は第31海兵遠征隊だけ 人員約2100名

①「大隊上陸チーム」(戦車はない)
 歩兵1個大隊(約800人)  
  → 沖縄常駐ではなく、米本土の第1、第2海兵師団などから6ヵ月交代のローテーション派遣
 155ミリ牽引砲(自走式ではない)6門
 水陸両用装甲車(25ミリ機関砲か対戦車ミサイル「TOW」装備)6輌
 水陸両用兵員輸送車15輌などを

②混成航空部隊と、それらの補給・支援部隊
 AV8B「ハリヤーII」攻撃機6機
 ティルトローターのMV22B(オスプレイ)12機
 大型ヘリCH53E8機
 攻撃ヘリAH1W4機
 指揮・連絡ヘリUH1N3機

・普天間の第36海兵航空群はこの部隊に航空機を差し出す親部隊としての役割
・それ以外の沖縄の海兵隊は司令部か兵站(補給、支援)部隊
・燃料、弾薬等は15日分を準備

・第31海兵遠征隊の行動
 佐世保を母港とする米海軍・強襲場陸艦「ボンノム・リシャール」(4万0358トン)など揚陸艦4隻(うち常時出動可能3隻)に乗り、第7艦隊の一部として西太平洋、インド洋を巡航し、オーストラリアに寄港することも多い。
 
★歩兵僅か800人程度の軽装備の部隊だけでは戦争はできない。

★上陸作戦の先鋒となる任務  
 すぐ後方に第1、第2海兵師団や、陸軍の師団を乗せた大船団が続いて来る場合
 が、対艦ミサイルが発達、普及した今日ではそのような上陸作戦は起きそうにない。

★現実的に重要な任務
 海外での戦乱、暴動、天災などの際に在留米国人を救出すること
→  一時的に空港や港を確保して暴徒などの侵入を防ぎ、米国人を都心などから空港や港湾へ装甲車やヘリで運び、輸送機や船に乗せる。  
 ・1997年の東欧アルバニアでの騒乱
 ・1997年5月の西アフリカのシエラレオネの内戦
 ・2010年1月のハイチ地震  /まず米国人が多く泊まっている高級ホテルへ救援に駆け付ける

・米国人の被害者が少ない災害にも出動

・2004年のインドネシア・スマトラ島沖地震、2013年のフィリピン・レイテ島台風など
 2008年の中国四川省の大地震  救援物資を成都に搬送
 2011年の東日本大震災の「トモダチ作戦」

→ 災害時の救助人道支援活動は同盟国に対してだけではない。不仲な国にも好感を持たれることが一つの狙い。抑止力とは関係ない

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