「河野談話」否定の意見書案 19女性団体等が抗議・撤回声明
県内の19の女性団体などが自民党県議団が提出した意見書案に、抗議と撤回の声明を発表〔画像分にさらに高商連女性部が入る〕。

抗議文に出でくる「クマラスワミ報告」--「性奴隷」と規定づけた報告として、歴史修正主義派が、目の敵にしているものだが・・・ 「吉田証言」が採用されていると、攻撃しているのだが、おそらく全文を読んでいないのだろう。
・同報告は、関係政府やNGOから提供された豊富な資料の検討、現地調査による情報の確認、被害女性を含む関係者のインタビューを実施して、原因と結果にかんする改善を勧告したもの。
・日本語で本文40ページ。その中の「歴史的背景」の中で、数々の事実認定や研究者の見解など列挙しているなかで、吉田証言は、4行のみ記載。しかも、吉田証言を否定する秦郁彦氏の主張も記載されている。
・なにより、同報告は「リクルート」の項目で「実際にどのように女性を徴用したか、資料が残されていなかったり、公文書が公開されていないという最大の問題にぶつかる」中で、リクルート」の関する証拠はほとんどすべて被害者自身の証言にもとづく、と説明している。
そして、証言の信憑性については「東南アジアのそれぞれのまったく別の場所から来た女性たちが、どうやって徴用されたか、軍や政府がどう関わっていたかについて一貫した証言をおこなっていることは疑問の余地がない。これほど多くの女性が自分の目的のためだけに政府の関与の程度について似たような話をでっちあげるなど、まったく信じがたい」とし、その内容の共通性において、募集の過程に「本人の意思に反した」強制性があったことを河野談話同様に認定したものである。
よって、吉田証言の取り消しは、同報告の結果になんら影響を与えないのは当然である。
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