高知市民アンケート 暮らしの悪化を反映
党市議団が2年毎に実施している「高知市民・くらしのアンケート」、8月18日までに返信が2150通となった。消費税増税後に実施したアンケートには「暮らしが悪化」の実態が示されている。
【2010年、12年、14年 回答の比較】
●暮らし向きが悪くなった
67.9%、62.7%、68.8%
●税、医療・介護の負担が重くなった
66.1%、64.2%、74.6%
●収入が少なくなった
64.8%、67.1%、68.8%
~ いずれも最悪で、特に消費税増税、国保料値上げを反映し「税などの負担」10ポイントも増加。
【消費税増税への対応】
・食事など衣食住の費用の削減 約6割
・「これ以上削るところはない」12%
【暮らしの不安、不満な点】
①病気・医療費 ②税金の負担 ③収入の少なさ ④介護
と順位は前回同とじ
【市政にのぞむこと】
・医療と介護の充実がダントツ
・子どもの医療費無料化の充実は、高齢世代からも多くの要望があった
・中学校給食の早期実施は、署名運動、地元紙の報道もあり、前回10.7%の約3倍、29.8%の方が「力を入れてとりくんでほしい」と回答。子育て支援策の項目ではトップに
~ 今回のアンケートでは、子育て施策の内容を様々質問したので、若い世代の回答が増えている。
【議員に望むこと】
・税金の無駄遣いチェック 7割
【書き込まれた声より】
・国保加入者だが負担が重過ぎる。消費税もあがり、保育料も国保料も上がるので何の為に働いているかわからない
・健康保険は子どもの数が増えても保険料がかわらないのに、国保は子どもの数が増えると保険料が重くなる。国は少子化対策というが、逆行している
・両親の生活、医療費をサポートしていますが、自分の老後を考えると不安になります
・国保料が高すぎる。これ以上値上げしないでください
・収入の4割が医療関係にかかっている。保険料負担も非常に重い
・子どもはいろんな病気にかかるので、せめて小学校卒業まで無料にしてほしい
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