若者の死因 自殺が1位はG7中、日本のみ
男性の15~44歳、女性の15~34歳で死因の一位が自殺。G7の他国と比べ2~5倍の効率。
G7ではないが韓国も1位。日本の20.0%により高く23.5%
激しい競争教育、若者の失業率の高さ、非正規雇用の多さ〔韓国 2011年 8 月34.0%〕と共通項がある。また、急速な少子化も共通している。
それにしても官房長官の「若者が未来に向けて生き抜く力を植え付けたい」って談話。社会システムの問題でなく個人の問題、自己責任の世界というひどい認識。
「自殺対策白書2014」
【若年世代の死因、自殺が1位は日本のみ…G7中 読売6/3】
【白書より】 我が国における若い世代の自殺は深刻な状況にある。年代別の死因順位をみると(第1-9表)、15~39歳の各年代の死因の第1位は自殺となっており、男女別にみると、男性では15~44歳という、学生や社会人として社会を牽引する世代において死因順位の第1位が自殺となっており、女性でも15~34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっている。 こうした状況は国際的にみても深刻であり(第1-10図)、15~34歳の若い世代で死因の第1位が自殺となっているのは、先進国では日本のみであり、その死亡率も他の国に比べて高いものとなっている。
【若年世代の死因、自殺が1位は日本のみ…G7中 読売6/3】
政府は3日午前の閣議で、2014年版「自殺対策白書」を決定した。
13年の全国の自殺者数は前年比575人減の2万7283人となり、4年連続で減少した。
3万人を下回ったのも2年連続。ただ、先進7か国(G7)中、15~34歳の若い世代で死因の1位が自殺となっているのは日本だけだった。
菅官房長官は3日の記者会見で、若者の自殺率の高さについて、「原因をしっかり精査して対策を講じ、若者が未来に向けて生き抜く力を植え付けたい」と述べた。
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