福島、子どもの甲状腺がん 50人に増加
放射性物質の放出がとまらず、風評でない実被害が今も進行している。2月の33人から17名増の50人に。本人、家族の不安、心痛はいかほどのものか。
子どもの甲状腺癌の発症率は、100万人に1~3人と言われている。福島県で当時18歳未満は37万人。約29万人が検査。50-150倍の発生率ではないのか。
「風評」だと言って、フクシマを記憶から消し去ろうとする権力の圧力は許せない。
吉井議員の指摘に、過酷事故は起こらないと答弁したのが安倍首相本人であることも、忘れてはならない。
【福島、子どもの甲状腺がん50人 「県民健康調査」、疑い39人 共同5/19】東京電力福島第1原発事故による放射線の影響を調べている福島県の「県民健康調査」の検討委員会が19日、福島市で開かれた。実施主体の福島県立医大が、甲状腺がんと診断が「確定」した子どもは前回(2月)の33人から17人増え50人に、「がんの疑い」は39人(前回は41人)になったと報告した。
甲状腺検査は、震災発生当時18歳以下の約37万人が対象。約28万7千人の1次検査の結果がまとまり、2070人が2次検査の対象となった。
1次検査では超音波を使って調べ、2次検査で血液や細胞などを調べる。今年3月までに1巡目の検査が終わった。
(共同)
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