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米政府 首相の靖国参拝に「失望」 

 ケリー米国務長官とヘーゲル国防長官が千鳥ケ淵戦没者墓苑へ献花するという異例の行動までして「忠告」していたのに・・・「遺憾」より、より批判のトーンの強い「失望」のコメントになった。この1年、アメリカからの警告の声は、相次いだ。
 そもそも、靖国神社は、「侵略戦争の美化」を目的とする特別な施設。欧米ではしばしば「戦争神社」(War Shrine)と報道されている。戦後の国際社会は、日独伊の侵略戦争の否定と反省を、共通の価値観としている。まさに「同じ価値を有していない」態度表明である。
 
 暴走の一歩一歩が、国民とも国際社会とも矛盾を深める。
【安倍首相の靖国神社参拝(12月26日)についての声明 米大使館12/26】
【米政府、安倍首相の靖国神社参拝に失望を表明 ロイター12/26】
【安倍政権へ「忠告」? 米2長官、千鳥ケ淵献花2013/10】

・前米NSC上級部長が、歴史認識をめぐる言動について「日本の将来の安全保障を議論する上で最悪の環境だ」、「控えめに言っても賢くない」と痛烈に批判
・米議会調査局は「地域の国際関係を混乱させ、米国の国益も害する恐れがある」とし、安倍氏を「ストロング・ナショナリスト(強固な国粋主義者)」と評価。
・ニューヨーク・タイムズ紙 安倍政権の政治姿勢を「不必要なナショナリズム」
・フィナンシャルタイムス「韓国との関係を悪化させ、米国を警戒させたこと、そして、地域の緊張を高めているのは中国の拡張主義ではなく日本の国家主義だと主張する中国に武器を与えてしまうことだった。」「米国政府が恐れているのは、安倍氏が日米安全保障条約を、日本が身を守りながら中国に一発食らわせることができる盾のように扱っていることだ。」

【安倍首相の靖国神社参拝(12月26日)についての声明】

*下記の日本語文書は参考のための仮翻訳で、正文は英文です。

2013年12月26日

 日本は大切な同盟国であり、友好国である。しかしながら、日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動を取ったことに、米国政府は失望している。

 米国は、日本と近隣諸国が過去からの微妙な問題に対応する建設的な方策を見いだし、関係を改善させ、地域の平和と安定という共通の目標を発展させるための協力を推進することを希望する。

 米国は、首相の過去への反省と日本の平和への決意を再確認する表現に注目する。


【米政府、安倍首相の靖国神社参拝に失望を表明 ロイター12/26】

 [東京 26日 ロイター] -米政府は26日、安倍晋三首相が靖国神社を参拝したことに対し、「日本の指導者が近隣諸国との緊張を悪化させるような行動をとったことに失望している」とのコメントを米大使館を通じて発表した。
 また、「首相の過去への反省と日本の平和への決意を再確認する表現に注目する」と、近隣諸国との関係改善を促した。

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