埋立て承認~不支持61%、公約違犯72% 沖縄世論調査
知事の埋立て承認に対する沖縄県民の反応。
・承認不支持 61.4% 支持34.2%
・公約違犯 72.4% 違犯ではない24.4%
・政府の負担軽減策 評価する28.2% 評価しない69.2%
・仲井真知事の支持率38・7%、不支持率53・9%
・安倍内閣の支持率37・1%、不支持率54・8%
【知事承認不支持61% 公約違反72% 新報・OTV調査 12/30】
【知事承認不支持61% 公約違反72% 新報・OTV調査 12/30】 琉球新報社は沖縄テレビ放送(OTV)と合同で28、29の両日、緊急の県内電話世論調査を実施した。仲井真弘多知事が米軍普天間飛行場の名護市辺野古移設に向けた埋め立てを承認したことについて、支持しないと回答したのは計61・4%に上り、支持するとした計34・2%を大きく上回った。県外移設を公約に掲げる知事の埋め立て判断を公約違反としたのは計72・4%に達した。自民党の地元国会議員や県連に圧力をかけ、県外移設から公約を方針転換させた政府・自民党の姿勢に「納得できない」としたのは72・6%。知事の埋め立て承認に反発し、公約違反だとみなす意見が大半を占める一方、安倍政権の強引な手法を批判する世論が浮き彫りになった。普天間飛行場の返還・移設問題をどう解決すべきかについては県外・国外、無条件閉鎖・撤去を求め、県内移設に反対する意見が計73・5%に達した。辺野古移設の支持は15・9%、辺野古を含めた県内移設支持は22・6%にとどまった。
仲井真知事を「支持する」との回答は38・7%にとどまり、不支持の53・9%が大きく上回った。
一方、安倍内閣の支持率は37・1%で、不支持率は54・8%で県内では不支持率が上回った。仲井真知事が安倍晋三首相に求めた「普天間飛行場の5年以内の運用停止」など米軍基地の負担軽減策に関する要望に対し、政府が示した負担軽減策を「評価する」としたのは28・2%にとどまった。「評価しない」は69・2%に達した。
仲井真知事の埋め立て承認について「支持しない」が39・6%と最も多く、「どちらかと言えば支持しない」21・8%、「どちらかと言えば支持する」18%、「支持する」16・2%―と続いた。「分からない・無回答」は4・4%。
仲井真知事の判断について「公約違反と言われても仕方がない」が42・5%で最も多く、「公約違反」29・9%、「公約違反とまでは言えない」16・7%、「公約違反には当たらない」7・7%―と続いた。「分からない・無回答」は3・2%だった。
« 「問う 特定秘密保護法」 高知新聞・特集 | Main | 「強制連行はなかった」答弁書~卑劣なトリック »
「経済・政治・国際」カテゴリの記事
- 2024.11地方議員学習交流会・資料(2024.12.02)
- 所得などの「控除方針は金持ち優遇」と闘ってきた歴史(2024.11.15)
- 「立憲民主」の選挙政策を見る (2024.10.09)
- 「賃上げ・時短」政策と「人手不足」問題~ カギは、持続可能な働き方(2024.10.01)
- 24総選挙~前回の共闘の到達点をリアルに見、大切にする(2024.09.26)
Comments